2012年06月20日(水)
台風通過
19日から20日にかけて
台風4号が列島を直撃しました。
栃木の真上を通過していった台風。
夕方と夜の番組で、私は
宇都宮駅からリポートしました。
取材してみると、みんなたいへんです。
岩手の一ノ関から房総半島を
観光していたご夫婦は
本当は東京を夜出発するはずでした。
「早めに新幹線に乗ったの。
で、『だったら名物の宇都宮のギョーザを
食べよう』と思って途中下車したのよ」。
栃木県民としてはありがたいのですが、
無事に帰れたでしょうか。
超豪華寝台特急「カシオペア」は
かろうじて運転できましたが、
「北斗星」は早々と運休を決めました。
カシオペアに乗るというご夫婦。
「動いてるの?よかった。
でも台風が追っかけてくるようで
いやだな」。
4泊5日の北海道旅行はいかがだったでしょう。
その後、新幹線がストップしてしまいました。
改札口から出てきた宇都宮の女性。
「止まったの?このあとの列車はだめなの。
最後だったのね」。
駅間で50分止まった新幹線に
「カンヅメ」のサラリーマン。
「車内は落ち着いていたけどね」の言葉に
元気はありませんでした。
その後取材したサラリーマンはみんな
動いている在来線で帰るか、
ホテルに泊まるか、
困惑の表情。
そうしているうちに天気の状況はひどくなり
リポートでも、吹き荒れる風雨の中
放送を続けました。
たった5分で違った表情を見せる
台風の威力。
観測史上7番目の早さで襲った台風から
学ぶことは多かったと思います。
とちぎテレビ
飯島 誠
2012年05月21日(月)
「金の輪」「人の輪」
「金のリング」金環日食は
全国で観測されて
大変盛り上がりました。
わくわくグランディ科学ランドから
中継を担当しました。
当日は天気が心配でしたが
宇都宮は観測にはもってこいの
すばらしい天気。
欠けるにしたがって
天文教室に参加していた
子どもたちからは歓声。
くっきりと見えた「金の指輪」に
『私の指に入らないかなぁ」と叫んだ
4歳の女の子の素直な感想は
心に響きました。
大人たちも
興奮を抑えきれない様子。
感動した…すばらしかった…
純粋な気持ちで話していました。
何より、ひとつの事象を
たくさんの人が同じ方向を向いて
しかも喜びの声を上げる、というのが
最近あまりなかったなぁ、と。
平和だなぁ、と。
これはいいことなんだ、と
しみじみ思いました。
最近は地震、風水害の被害が相次ぎ
自然は恐ろしいとしか
考えられませんでした。
しかし、自然には
こういう一面もあるんだ。
自然は偉大です。
あ、そういえばこの日は
私の30歳代最後の日でした。
ものすごい記念日になりました。
とちぎテレビ
飯島誠
2012年04月20日(金)
春になれば
久しぶりにつくしを見ました。
忙しさにかまけて
こういうシーンを見逃していたのが
もったいないと思うきょうこの頃。
冬が寒かったせいか
少し暖かさを感じるだけで満足。
今シーズンだけのことかも
しれませんが。
とちテレではサクラのニュースを
数多く放送しています。
なぜだろう、今年のサクラを見ると
いつにも増してホッとできる気がします。
ただ、この写真を撮った1時間後は
激しい雷雨になりました。
取材はメチャクチャ。
春は春でも「春雷」…
ま、季節の風物詩ですね。
激しい雨の中、帰路につくと
私のお気に入りのパーソナリティと
その人が好きで同じ世界に入った
女性人気ラジオパーソナリティの対談が
カーラジオから流れ。
さらに学生当時よく聞いていた歌もかかり
若いころを思い出してしまいました。
ひとりで勝手に熱くなっている自分がいて
気分はよかったです。
心が春の陽気でした。
とちぎテレビ
飯島誠
2012年04月19日(木)
春が、きました
取材中、里山の斜面に
サクラの木を見つけました。
場所は栃木市西方町。
山あいの一本道をかなり進んだところです。
携帯電話はつながりません。
風合いのある家屋の後ろに
そびえる樹木と
やさしいピンク色の花。
何か不思議な力を感じました。
ちょうど農作業に向かうところだった
この家の方に話を聞くことができました。
「主人が高校の卒業記念に、学校から
もらった木を植えたと聞いてます」と
話していました。
40年以上も前のことです。
冬は寒さが厳しいこの場所で、
しかも最近では病気にもなって
大変だったというのですが。
「このサクラが、毎年春が来たことを
告げてくれるんですよ」。
私のブログにも
ようやく春が来てくれました。
季節が変わって、番組がリニューアルして
悪戦苦闘の日々が続いています。
栃木の今の姿を
たくさん届けられればと
改めて思っています。
とちぎテレビ
飯島誠
2012年01月26日(木)
広島で感じた2つのこと
原爆ドーム、平和記念公園を見ながら
スタート地点に向かっていくと
数えきれないほどののぼり旗。
「○○県県人会」「がんばれ△△県」…
この日を楽しみにしている人が
こんなにいるのか、とうなりました。
22日に行われた都道府県対抗駅伝に
取材に行ってきました。
会場はまさに「ふるさと合戦」でした。
順位がはっきり出るから
非常にわかりやすい。
会場からは大声援が飛んでいました。
広島栃木県人会と備後栃木県人会の人に
話を聞きましたが
生まれ故郷を懐かしく思い出しながら
「栃木ガンバレ」を語ってくれました。
広島の人も温かかった。
のぼり旗の中に、手書きの栃木応援旗が
ありました。
広島の井口小学校(いのくち)の6年生が
一生懸命作ってくれたとのこと。
後日校長先生に電話で聞くと
「栃木のことを相当調べて
作りました」と話していました。
中央に「がんばっぺ」と栃木弁。
イチゴのイラストもかわいらしく
その周りにはあふれんばかりの
応援の言葉。
広島と宇都宮は
直線で700キロ以上離れていますが
つながるなぁ、と感動。
…つなげるのが「たすき」。
栃木は「満開笑顔 届け東北へ」の文字が
入ります。
優勝候補と呼ばれた選手たちは
前日から取材攻勢でした。
地元局の我々が取材自粛するほどの
徹底マークの中でレースを迎えた選手は
本当はどんな気持ちで走ったのでしょうか。
しかし、全国の選手の中で
「大エース」と呼ばれたのは
アンカーの宇賀地選手だけ。
レースは常に
「栃木が優勝するには」という論調で展開。
この「追われる立場」は
これまでなかなか経験できなかった。
さまざまなことが起きた中での
4位という結果は
今後を考えれば非常に大きい。
次に生かせるか、が大きなポイントだと
安芸の地で思いました。
ゴール後、宇賀地選手は
本当に苦しそうでした。
「ごめん、抜けなかった」と
チームメートに話しかけ
後輩をかばいました。
大学生の八木沢元樹選手に
「頼むぞ」と言いながら
たすきを手渡しました。
「分かりました」と
何度も言葉を返した八木沢選手。
「つなげる」の意味を
心底実感した瞬間でした。
レース後のたすきは
たっぷり汗をふくんでいた。
気温が高かった、ということもあったのですが
例年よりも汗の量は多かったそうです。
手にしてみると…
選手や応援する人の思いに触れていたためか
ズシリ、とはさすがにいかないまでも
たすきの「重み」を感じました。
とちぎテレビ
飯島誠






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