とちテレアナウンサーブログ

2015年12月11日(金)

暗い、寒い、雨…安全の確保は

煙だ・・・非常ボタンを押す乗客役

煙だ・・・非常ボタンを押す乗客役

1.3〜1.7mの高さを降ります

1.3〜1.7mの高さを降ります

座席は731・・・時間との勝負。

座席は731・・・時間との勝負。

走行中の新幹線の車内で
突然、煙が立ち込める。

乗客が非常ボタンを押す。
煙を吸った乗客が倒れ込む。
「急げ」「逃げろ」と叫ぶ乗客・・・

JR東日本が行った訓練です。
今回、報道関係者に公開され
取材に行ってきました。

訓練ですのでダミーの煙が使われましたが
煙の回りが速いのです。
車内の照明はかろうじてありましたが
視界が一気に悪くなります。

お客さんの役を演じた人が
非常ボタンを押しました。
しかし、煙が出て
「これはおかしいよ」という声が出ても
実際に非常ボタンを押すのは
勇気が要りそう。

この日の訓練は
新幹線の営業が終わった深夜。
しかも雨が降っていました。
「落ち着いて」と車内アナウンスは入りますが
煙を吸わずに移動を落ち着いてできるかどうか。
しかも1車両は約25mあります。

ドアに設けられた非常はしごを使って
1人ずつ車外に出ます。
寒くて暗い、雨の中の行動。
しかも、車両の床面から地面まで
約1.3m〜1.7mあります。
簡単には降りられません。
もし、10両編成の座席731すべてが
埋まっていたら・・・

今回は宇都宮駅の構内に「たまたま」止まったので
駅の明かりがありましたが、
実際は、どこで止まるか分かりません。
軌道上も歩きづらい。
車いす役の乗客の移動訓練も行われました。

今回の訓練と同じようなことが
まさに今年、起こってしまいました。

訓練して、気づくことはたくさんあります。

とちぎテレビ
飯島誠

2015年10月18日(日)

アリーナ、行くよ!

ブレックスの今シーズン、リーグ戦が
始まりました。
ホーム2連戦、サイバーダインつくば戦は
点差をきっちり広げてともに勝利。
また今年も、あの興奮が帰ってきたと思うと
地元チームがあってよかった!と
ニコニコなわけであります。

で、試してみました。
今シーズンから始まった臨時駐車場のことです。

ブレックスアリーナ宇都宮のゲームでは
宇都宮中央卸売市場の駐車スペースが
市場の空いていない土曜日午後と日曜日を基本に
確保されることになったのです。
アリーナまでは、関東自動車のシャトルバスが
運行されます。

感想・・・これは便利。
まず、車を無料で止められる絶対的な安心感。

アリーナと市場は確かに離れているんですが
10分程度ですかね・・・
移動時間もさほどストレスを感じない。

ここがポイント。料金が片道100円。
小学生以下は無料ですよ。
うれしいうれしい。
より観戦しやすくなりました。

バス内での案内アナウンスは
ブレックスの渡邉選手が務めています。
こういうサービスも、いいですね。
勝ったのであれば、なおさらです。

こうして考えてみると
会場の駐車スペースの確保だったり
アクセスのしやすさだったり、
サービスって色々あるわけで
とても大切なことなんですね。

5000人収容のアリーナ完成の暁には
いったいどうなるのかな、と
想像しちゃうのであります。

とちぎテレビ
飯島誠

2015年09月19日(土)

まだまだ、これから

女将の会 奥村さんと

女将の会 奥村さんと

駅に活気が戻ってきた!

駅に活気が戻ってきた!

列車が動く…道路は懸命の…

列車が動く…道路は懸命の…

有名になってしまった場所の19日の様子

有名になってしまった場所の19日の様子

大雨特別警報発表の日から9日目、
大型連休初日の鬼怒川温泉を
取材してきました。
温泉街も被害を受けています。

朝方、鬼怒川温泉前に着くと
広い駅前広場に人の姿は
ほとんどありません。
「やはり…」と思うと同時に
「そうか」と思いました。

前の日の午後から
電車が運転再開したばかりなので、
大雨被害からの「これまでの流れ」で
鬼怒川温泉全体に、観光客そのものが
少なかったのです。

タクシーの運転手は
「朝は『来る客』がいないので
午後から駅は混む。
今の時間は
温泉街から『帰る』人がほとんどだけれど
連休初日にしては、少な過ぎるね」。
実際、タクシーの稼働率はほぼゼロでした。

「鬼怒川が被害を受けた」というニュースが
あまりに大きすぎて、
「鬼怒川」温泉がことさら
クローズアップされてしまいました。
この日…現実は現実で、
で、電車が動き出したので流れが変わるのか。
電車だけでなく車はどうなのか。
私が見た光景はどういう意味を持っているのか。

温泉の女将さん会の皆さんが
駅で特急列車を出迎えました。
列車からたくさんの人が降りてきました。
女将さんの会の奥村雅子会長は
涙ぐんでいました。

「こんな被害は初めてだ。
鬼怒川は確かに復旧が続いていたり
再開できない旅館もある。
でも、街が一丸となってお客様を出迎えたい。
お客様を見て、感謝に堪えません」。
インタビューは笑顔で話してくれました。

列車が到着するたびに
少しずつ、少しずつ、駅前に人が
増えてきました。
東京方面からくる観光客がほとんどですが
会津から来たという人もいます。

「列車が動くというので来ました。
連休前に開通してよかったです。
街は大変でしょうけれど
旅行を楽しみたいと思います」。
旅行者のカップルの笑顔が印象的でした。

大雨被害の直後から
ホテルのキャンセルが大量に出ましたが、
連休直前に、逆に予約でいっぱいになったそうです。

結果の数字は正直に出ます。
どうなるかは分かりません。
街の復旧も、道半ばです。
笑顔が普通通りどおりに交わせるまで
まだまだこれからが本当の勝負です。

とちぎテレビ
飯島誠

2015年08月28日(金)

釜石・「信念の」女将さん

岩崎昭子さん

岩崎昭子さん

旅館宝来館。裏山に避難したのです。

旅館宝来館。裏山に避難したのです。

映像と同じアングルで。胸が鳴りました。

映像と同じアングルで。胸が鳴りました。

朝の「語り部会」です

朝の「語り部会」です

岩手県釜石市に取材に行きました。
お会いしたい方がいました。

宿泊する宿の女将さんです。
夜、食事をしていると
突然、現れました。

「皆さんのおかげで
ここまで復旧しました」。
ニコニコ笑顔…声がとても明るい。
「皆さんのおかげ」の言葉に
ものすごい重みがある…

根浜海岸にある旅館「宝来館」の
岩崎昭子さんです。
震災で旅館の2階まで津波が到達、
裏山に逃げたが波にのまれ
しかし、奇跡的に助かったという経験を
お持ちです。

震災直後、我々も
ニュースを作り続けましたが、
津波が押し寄せる瞬間をとらえた映像が
サイトに上がっているのを見て
何とも言えない気持ちになったのを
今でも覚えています。

夜、ロビーにひとりでいると
たまたま岩崎さんが。
椅子に座られたので、話を聞きます。

「無我夢中でここまで来ました」
「皆さんのおかげで…こうやって出会いも生まれて
だからやって来られた」。
途切れず、とにかく明るく話す。
でも、ここにたどり着くまで
どんな思いをしてきたのでしょう。

岩崎さんは朝、震災の語り部をしています。
「隠すことなんてないから」と
いろいろな話をしてくれます。

「旅館の改修は国の税金も使ったんです。
今は、お返しすることと言ったら
『今はこういう状況なんだよ』と
説明することくらいです。
でも何とかお返しをしようと思っている」。

「そのためには、ここでずっと住んで
ここで元気に暮らすことが重要なんです」。
…岩崎さんは『夢』を語りだしたのです。

「ここに住んで、みんなに来てもらって
ここから元気を発信する。
そうすることで、あのラグビーのW杯の会場も
持ってくることができたんです。
ここから元気を届けたい。
そうすれば人が集まり、何かが生まれ
人口減少時代にあって、ここだけ人口が
増えるかもしれない。
人口増えるかな…増やしたいんです」。

夢を語れる強い信念がある。
誰かのために、と常に思っている。
やさしい笑顔に、まさに元気をもらいました。
大きな引き寄せの力に、感謝したいと思います。

とちぎテレビ
飯島誠

2015年08月09日(日)

みんなで作った「思ひ出」の花火

須永花火さん。この日気温32.2℃

須永花火さん。この日気温32.2℃

許可を頂いて、2尺玉打ち上げ場見学

許可を頂いて、2尺玉打ち上げ場見学

我々も楽しみました!

我々も楽しみました!

「実行委員会の皆さんの思いを
裏切りたくないんですよ」。

うつのみや花火大会の打ち上げ担当、
須永花火の田島浩(ゆたか)工場長は
大汗を拭きながら、笑顔でした。

通常ならば準備作業は
毎日、夜12時前には終わるそうですが、
宇都宮だけは朝4時、5時までかかる。
暑さと寝不足で…でしょうが、
工場長は、ニコニコ笑顔なのです。

「実行委員会とのコミュニケーションが
しっかりとれるので
花火師としても
『他ではまねのできないことをやろう』
『これはもったいない、とプロが思ってもらえる
ような使い方をしよう』と考えることができる。
だって、オープニングで2尺玉3連発、
10秒間隔で上げるなんてないですよ」。

今年の総合テーマは「思ひ出」でした。
田島工場長は、あえて実行委員会にも
打ち上げ内容は伝えませんでした。

第2部のタイトルは「思ひ出」。
「第1回から8回までの打ち上げ方、
花火の種類がどこかに入っているので
『あ、これ見たことある』と思ってもらえたら
うれしいですね。ここまでだな、言えるのは」。

第3部のタイトルは「架け橋」。
「市民、スタッフ、花火師の架け橋を
イメージしています。
橋が出てきますよ。
教えられるのは、ここまでということで」。

実行委員会のイメージは
「来年の10周年につなげる」ことを
花火で表現したいんだと話していました。
お互いの思いを大切にした上で
「時」をつなぎ、「人」をつないだわけです。

花火打ち上げスタッフは27人。
唯一の女性は、吉津亜由美さんです。
「宇都宮の花火は準備が大変です。
コンピューター制御ですが、
複雑な打ち上げ方なんです」。

実行委員会、ボランティアスタッフは
午前中から設営に大忙しでした。
梅田哲治会長は「団結力は半端ない。
年ごとに強くなっていく。
ボランティアは自主的に動いでくれる。
すべては市民のため、子どもたちのためです」。

思いが詰まった花火大会。
我々のすぐ目の前で、打ち上げられました。
1発1発の光と音に
大きなメッセージが込められているような、
そんな気がしました。

とちぎテレビ
飯島誠

2017年10月
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プロフィール

飯島 誠(いいじま まこと)

■氏名:飯島誠
■誕生日:5月22日
■出身地:栃木県小山市
■趣味:鉄道旅行、「ウチのメダカ」の飼育
■特技:話し相手の地元の話に強い(合わせられる)
■モットー:ゼロから。
■好きな食べ物:辛いもの。麺類なんでも。
■苦手な食べ物:特になし
■パートナーに...

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