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田植えシーズン到来 ドローンで直まき 「スマート農業」の波広がる 栃木(25/05/01)
5月に入り、田植えシーズンの到来です。県内ではデジタル技術を活用して農作業の効率化を図る、「スマート農業」の波が広がっています。
宇都宮市石那田町にあるJAうつのみや管内の田んぼです。
田んぼを管理する石那田ファームでは、約5年前からドローンを使ったイネの直まきを行う、スマート農業に取り組んでいます。
ドローンで種もみを落とし、飛行する際の風圧で田んぼに直接植えつけるというものです。
これまでは、ビニールハウスで苗を栽培したあとに田植え機を使用していて、時間と手間がかかっていましたが、ドローンを導入してからは作業時間が半分になったといいます。
JAうつのみやによりますと、ドローンを使用した直まきを推進することで、高齢化や担い手不足といった農家の課題の解消に期待できるということです。
(石那田ファーム 高橋 美月さん)※「高」は「はしごだか」
「今までの田植えの作業には重いものを運ぶものや、しゃがんだり立ったりを繰り返す作業が多かった。ドローンが広がると作業的にも楽で時間の短縮になるのでは」
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