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栃木ゆかりの春日野部屋 宇都宮で夏合宿スタート 栃大海関らと子ども達が交流 19日まで稽古も公開(25/08/16)
栃木県ゆかりの大相撲・春日野部屋の夏合宿が宇都宮市内で始まり、子どもたちとの交流稽古が行われました。

春日野部屋は大正時代に活躍した栃木県出身の第27代の横綱、栃木山が創立した相撲部屋です。

小柄ながらも『無敵の名横綱』と称された栃木山から一字を取り、部屋の多くの力士のしこ名に「栃木」の「栃」の字が付いています。

宇都宮市での夏合宿は5年前に続いて2度目で、栃木と縁が深い春日野部屋を地域に招こうと市民で作る栃木後援会がバックアップします。

初日の16日は東十両四枚目の栃大海らが参加して、午前7時30分から県の相撲場で公開稽古が行われました。

稽古をつけるのは部屋付きで元・栃煌山こと清見潟親方。部屋を仕切る元関脇・栃乃和歌こと春日野親方も見守ります。

また、子どもたちにプロの力や技を感じてもらおうと交流稽古が行われ、大田原や宇都宮の相撲クラブや野球の宇都宮リトルリーグの選手らが大きな体の力士に果敢に挑む姿が見られました。

(子どもたちは)「力がすごかった」「力士は重すぎてびくともしなかった。押しの形などを学ぶことができた」「今、春日野部屋に日体大出身の学生横綱のトワードルジ・ブフチョローンさんという力士がいて、その人に憧れて練習を頑張っている。やっぱり大きいし、自分も頑張らないとと思いました」

(春日野部屋栃木後援会 板橋弘志会長)「本当に将来が楽しみな子どもたちがたくさん集まってくれて、この中から春日野部屋力士が生まれることを期待しています。春日野部屋は若い力士、期待できる力士がたくさんいますので、もっともっと応援する仲間が増えると良いなと思っています」

夏合宿は宇都宮市の県総合運動公園の相撲場で19日まで行われ、連日午前7時30分から午前11時まで、稽古の様子を見ることができます。また17日も午前9時から県内の相撲クラブの子どもたちと交流稽古が行われます。

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