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【戦後80年】写真が語る戦争と町 那珂川町郷土資料館 (25/08/17)
那珂川町の資料館では現在、戦後80年の節目に合わせ、戦時中の町や人の様子を写真などで振り返る展示が行われています。
本物に似せたガスマスクをつけて射撃訓練を行う少年たち。
那珂川町馬頭にある郷土資料館で行われている展示には、戦時中、町内で撮影された写真のパネルなど30点余りの資料が並び、当時の人々の生活を今に伝えます。
パネルは、太平洋戦争末期の1944年、現在の東京・文京区と港区に住んでいた3,200人余りの児童が、那珂川町を含む那須郡に集団疎開してきた時の様子を解説してます。
また当時、駄菓子屋などで売られていた、軍人の階級や兵器などが札に描かれたカードゲームも展示されています。
戦争下では日常の遊びの中にも、子どもに対して戦争への意識高揚が図られていた様子をうかがい知ることができます。
展示は8月26日まで行われています。
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