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外国人の就業支練に向け職業訓練を10月開講 栃木県立県南産業技術専門校で体験会(25/08/18)
栃木県は外国人向けの職業訓練を、10月から始めるのに先立ち18日、足利市の技術専門校で体験会を開催しました。

栃木県は外国人の就業支援に向けて職業訓練をサポートするため、県南産業技術専門校で10月から開講する、「溶接板金科」の職業訓練に、初めて外国人を受け入れます。県内には鉄鋼業や板金業などの溶接関係の企業が多く、外国人労働者が多く働いていることから、受講後に就職につなげたいとしています。

18日に行われた外国人向けの職業体験には、事前に申し込みのあった4人のうち、小山市に住むペルー国籍の40歳の男性が参加しました。

参加者は、学校の担当者から「溶接板金科」コースについて説明を受けた後、このコースで実際に学ぶ半自動溶接機械を操作して、鉄の板を垂直に溶接する「T型継手」の実習を見学しました。また、VRを使って半自動溶接機械を使って金属を手動で溶接する半自動溶接や、薄い板を溶接するTIG溶接を体験しました。

「溶接板金科」コースでは、9月22日に適性や面接の選考試験が行われ、合格すると国籍を問わず、10月から来年3月までの6カ月間職業訓練を受講することができるということです。

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