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平和をテーマに作品展 日光東照宮(25/10/28)


日光杉並木街道に杉が植樹されてから400年の節目を記念し、「平和」をテーマにした絵画や工芸品などの作品展が日光東照宮で開かれています。

この作品展は徳川家康がまつられる日光東照宮の参道として植樹された日光杉並木街道が、ことしで400年になるのを記念して開かれたものです。

天下泰平を望んだ家康の思いに寄り沿い「永遠の平和街道を守る」をテーマに、会場となった日光東照宮の客殿と東回廊には絵画や水墨画、工芸品など212点に加えて、東照宮へ奉納する作品34点が一堂に展示されています。

古い着物の美しい柄を切り取って縫い合わせ作品を作る、宇都宮市のパッチワークキルトや和布組縫作家の、比企洋子さんが手がけた作品「家族への祈り」も奉納されました。

この「家族への祈り」は黒帯に刺繍された8羽の鶴を「大家族」にたとえ家族の絆が時代を超えて永遠に続くことを願った作品です。

初日に行われた開会式では展示した作家や書家などが一堂に集まり日光東照宮の湯澤一郎権宮司から記念の証書が贈られました。

この展示会は10月29日まで開かれています。


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