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クマ被害周辺の小学校でパトロール 建設業協会に市長が感謝 那須塩原市(25/10/28)
那須塩原市で2025年6月に人がクマに襲われけがをしたことを受けて、現場近くの小学校の登下校の時刻に合わせて見守り活動を行った団体に28日、市長から感謝の言葉が伝えられました。
那須塩原市役所で行われたお礼の会には、見守り活動を実施した市内の建設業協会の会員企業10社のうち7社が出席しました。
那須塩原市埼玉では2025年6月30日の朝、農業を営む男性(当時73)がクマに襲われ、35針を縫うけがを負いました。
男性は2日ほど入院しましたが、命に別条はありませんでした。
市によりますと、その後周辺の小学校では約1週間、児童の登下校については保護者が送迎を行う形で対応したということです。
その後、一部の地域では保護者の負担を減らすため通常の登下校が再開されたことから協会では学校の夏休みが始まるまでの間、埼玉小学校と稲村小学校の学区で見守り活動を行いました。
協会では、スピーカーが載せられた広報車で注意を呼びかけ、児童が安心して登下校できるよう通学路などを巡回したということです。
渡辺美智太郎市長は協会の会員に対し「パトロールのおかげで子どもたちの安全が確保できた」と感謝を述べ、市としてもクマへの対策を講じていくと話しました。
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