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小学生が大工さんの仕事に挑戦 那須塩原市の埼玉小学校で建築体験授業 上棟式も実施(25/12/16)
建築の仕事や技術を知ってもらおうと、那須塩原市の小学校で16日、子どもたちが建築を体験する特別授業が行われました。

のこぎりやカンナを使って建築体験に挑戦したのは、那須塩原市にある埼玉(さきたま)小学校の6年生56人です。

建築の仕事や技術を体験し、ものづくりについて理解を深めてもらおうと、那須町で工務店を営む川嶋満さんが講師を務め、特別授業が開かれました。

学校では10年前まで子どもたちの建築体験を行っていましたが、コロナ禍などがきっかけで中止に。子どもたちが夢を抱くきっかけ作りとして学校から川嶋さんに依頼して、10年ぶりに実現しました。

体験では、大田原市産の八溝杉が使われました。

のこぎりやカンナを初めて使う子どもたちも多く、使い方を教わりながら、慎重に木材を切っていきます。

特別授業では、建物の骨組みが完成したことを祝い、残りの工事も無事に終わることを願う「上棟式」も行われました。

大工たちが大きさや形の異なる木材を組み合わせて、体育館に30分ほどで建物の骨組みを作る様子を、児童たちは息をのんで見守っていました。

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