県内のニュース
■
がんの末期や難病を抱える人々に寄り添う ホスピス型住宅が開設 小山(25/12/19)
がんの末期や、パーキンソン病といった神経難病を抱える人々が、心身の苦痛なく自分らしく過ごすためのホスピス型住宅が小山市内に開設され、19日、メディア向けの内覧会が開かれました。
JR小山駅から徒歩15分ほどの場所に開設されたのは、木造2階建てで50室を備えたホスピス型住宅「ReHOPE小山」です。
がん末期やパーキンソン病、ALSなどの難病を抱える人々に特化した施設で、「自分らしく生きる」がコンセプトになっています。
自分らしく自宅に近い環境で過ごせるよう、室内ではペットを含めた家族が宿泊できるほか、医師による許可が得られれば飲酒や喫煙も可能です。
また体の状況に合わせて、座ったままや寝たままで入浴できる施設も完備されています。
看護師と介護職員が24時間365日常駐していて、入浴のサポートや人工呼吸器などのケアをするほか、緊急時には提携している医師がかけつけて対応するということです。
施設を運営するCUCグループによりますと、県内のホスピス型住宅は現在、上場する企業の中では宇都宮市に3施設あり、県南地域では初めての開設だということです。
地域の終末期医療の選択肢の一つとして期待されます。
県内のニュース
TOPページへ
(c)tochigi-tv