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かんぴょうつながりでオンライン交流授業 壬生 藤井小学校

栃木県は日本一のかんぴょうの生産地ですが、そのかんぴょうが栃木県に初めて伝わったとされる壬生町の小学校と、かんぴょうの発祥地と言われている滋賀県の小学校で13日、オンラインによる交流授業が行われました。

オンラインによる交流授業を行ったのは、壬生町の藤井小学校と滋賀県甲賀市の柏木小学校です。2つの学校の児童合わせて41人が参加しました。

壬生町と甲賀市(旧水口町)は近江水口藩主の鳥居忠英が下野壬生藩の初代藩主として移封された際に、殖産興業政策として奨励したかんぴょう生産によるつながりで、姉妹都市として交流がありました。

甲賀市になってからは交流が途絶えていましたが、2024年2月に初めて柏木小学校とオンラインで授業を行いました。

13日は両校が総合的な学習の時間を利用して、かんぴょうについて調べた成果を発表しました。

藤井小学校の児童は「かんぴょうの秘密を探ろう」をテーマに、かんぴょうのもととなるユウガオの実で作る「ふくべ細工」と、小学校の運動会で踊る「かんぴょう音頭」について紹介しました。

一方、柏木小学校からはかんぴょうを使った料理のレシピや、甲賀市の信楽焼などについて発表されました。

藤井小学校では毎年、かんぴょう作りの名人の指導のもと、学校の畑でユウガオを育てていて、5年生が4月に苗を植え、7月には実を細長くむいてかんぴょうを作っています。
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