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フランス人女性行方不明から7年 警察官と兄らが情報提供求める 日光市

2018年7月に日光市を観光で訪れていたフランス人の女性が行方不明になってから29日で7年となるのを前に28日、警察や女性の親族などが駅の周辺でチラシを配り情報提供を呼びかけました。

行方が分からなくなっているのはフランス人女性の、ティフェヌ・ベロンさん(43)です。

警察によりますとベロンさんは、2018年の7月28日に観光で日光市を訪れていて、翌日29日の午前10時ごろ、パスポートや荷物を残したまま軽装でホテルを出て、行方が分からなくなっています。

28日は、警察官やベロンさんの兄・ダミアンさんなど合わせて約10人が東武日光駅とJR日光駅の周辺で1千枚のチラシを配り、情報提供を呼びかけました。

警察はこれまでに述べ1万人以上を動員し、100回を超える捜索を行っています。

また情報提供は、6月末までに240件寄せられているということですが、有力な手がかりはなく、1年間に寄せられる件数も年々減少しているということです。

警察は今後も事件と事故の両面で捜索を続けるとともに、情報提供を呼びかけています。

ベロンさんは身長約165センチで中肉、髪色は茶色だということです。

情報提供は日光警察署で受け付けています。

電話番号は0288ー53ー0110です。

また、ベロンさんについては国連の強制的失踪委員会が詳細な情報提供などを求め、家族への連絡を要求する5度目の書簡を先月送っています。

書簡では日本側の捜査情報を「十分入手できていない」と捜査協力の不備も指摘しました。