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優しさ込めた点字電話帳 栃木県に寄贈 自治体窓口や関係機関でも活用 NTT東日本

目の不自由な人が利用する点字の電話帳について、電話会社は情報の更新に合わせて関係者に贈る活動を続けています。このほど県庁で贈呈式が行われました。

NTT東日本では社会貢献活動の一環で,
目の不自由な人の生活に役立ててもらおうと、1982年から3年に一度、点字の電話帳を発行しています。今年度は栃木県版の発行の年ということで、NTT東日本栃木支店の横山稔支店長が県庁を訪れて、県保健福祉部の岩佐景一郎部長と、県視覚障害者福祉協会の兼目ちえ子副会長に点字などの電話帳を贈りました。

県によりますと、県内には視覚障がいのある人が4330人います。今回は、合わせて412部の電話帳が寄贈され、県や市・町の窓口、そのほか関係団体で利用されます。

(県視覚障害者福祉協会 兼目ちえ子副会長)「手元にあるということはとても大きい。例えば病院など緊急の時や、バスの時間を知りたいときは事業所の番号が出ているので、電話することができる。小さなところからでも必要なことはたくさんある。」

(NTT東日本栃木支店 横山稔支店長)「デジタルを推し進める事業も手がけているが、音声読み上げソフトなどが発展しても自分のペースで調べたりしたいというニーズがあると実感した。利用する皆さんの声を聴いて改善をして、また次回の発行につなげていきたい」