高度救命救急センター設置を 報告書案公表 栃木県救急医療提供体制のあり方検討委員会
栃木県内の救急医療のあり方を考える検討委員会の会合が30日、県庁で開かれ高度救命救急センターの設置に向けて報告書案が示されました。
高度救命救急センターは特に高度な診療機能を持ち、通常の救命救急センターでは対応が困難な外傷や疾患などの診療を担うものです。
栃木県は関東で唯一設置されていません。
検討委員会がまとめた報告書案では「既存の救命救急センターの機能強化やセンター間の連携強化を図りながら具体的な検討・調整を進めていく」ことなどが盛り込まれています。
この検討委員会は2024年7月、第1回の会合が開かれ、その後、2つのワーキンググループで救急医療の「質」と「量」の課題について随時、協議が行われてきました。
「質」について協議した日本医科大学付属病院高度救命救急センターの横堀将司センター長は栃木県の課題について「集中治療室・ICUの病床数の少なさ」や「高度救命救急センターが設置されていない」ことなどが挙がったと述べました。
課題解決に向けて高度救命救急センターの設置が必要だという意見は検討委員会で一致したとして、「課題は若手医師の確保。栃木に必要なセンターを教育や統括機能も含めて中長期的に検討していくべきだ」としています。
高度救命救急センターは特に高度な診療機能を持ち、通常の救命救急センターでは対応が困難な外傷や疾患などの診療を担うものです。
栃木県は関東で唯一設置されていません。
検討委員会がまとめた報告書案では「既存の救命救急センターの機能強化やセンター間の連携強化を図りながら具体的な検討・調整を進めていく」ことなどが盛り込まれています。
この検討委員会は2024年7月、第1回の会合が開かれ、その後、2つのワーキンググループで救急医療の「質」と「量」の課題について随時、協議が行われてきました。
「質」について協議した日本医科大学付属病院高度救命救急センターの横堀将司センター長は栃木県の課題について「集中治療室・ICUの病床数の少なさ」や「高度救命救急センターが設置されていない」ことなどが挙がったと述べました。
課題解決に向けて高度救命救急センターの設置が必要だという意見は検討委員会で一致したとして、「課題は若手医師の確保。栃木に必要なセンターを教育や統括機能も含めて中長期的に検討していくべきだ」としています。
