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県内ニュース

百日ぜき高水準 リンゴ病は警報レベル

全国で流行する百日ぜきの患者数が栃木県内でも依然高い水準となっています。

また、リンゴ病は先週に引き続きひとつの地域をのぞき警報レベルが続いています。

「百日ぜき」は特有のけいれん性の激しい咳が長引くのが特徴で、子どもを中心に発症し肺炎や脳症を合併して死に至ることもあります。

全国では、今年に入ってからの感染者数の累計が5万6千人を超えていて、去年(2024年)1年間の4千人ほどから大きく増加しています。

栃木県でも、県内の医療機関から7月27日までの1週間に報告された患者数は76人で、前の週と比べて55人減少しました

2025年の感染者数の累計は1031人となり、2024年1年間の12人を大きく上回っています。

また地区別では県の西部以外の地区から報告が多く、年齢別では19歳以下の若年層が9割近くを占めています。

続いて伝染性紅斑、いわゆるリンゴ病です。子どもを中心に発症し風邪のような症状が現れ頬などに赤い発疹が出るウイルスによる感染症で妊婦が感染すると流産や死産につながる恐れもあります。
  
県内の定点の医療機関で確認されたのは75人で前の週から51人減りましたが、先週に続き県内6つの地域のうち、県の東部をのぞく5つの地域が警報レベルとなっています。
※1定点医療機関あたり
※今週 =2.78人
※1週前=4.67人
※2週前=4.41人

また、春から夏にかけて子どもが中心にかかり、38度以上の発熱や喉に炎症が出るA群溶血性レンサ球菌咽頭炎は72人と2つの地域で警報レベルとなっています。

続いて新型コロナウイルスです。
感染者数は190人で前の週から70人増加しています。
※1定点医療機関=4・04人
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