那須烏山市の市長選挙が告示 4人が立候補 2005年の合併以来最多
任期満了に伴う那須烏山市の市長選挙が12日に告示され、現職と新人の4人が立候補を届け出ました。4人が出馬するのは、2005年に合併で那須烏山市が誕生してから候補者が最も多い市長選挙となります。
那須烏山市長選挙に立候補したのは、届け出順に、現職で3期目を目指す川俣純子氏(65)、元参議院議員公設秘書の小川雅幸氏(56)、前の市議会議長の青木敏久氏(62)、会社役員の佐々木豊氏(60)の4人です。
【川俣純子氏】
川俣氏は、午前10時から那須烏山市中央で出陣式を行いました。推薦を受ける自民党の上野通子参議院議員や、県町村会の会長を務める茂木町の古口達也町長は、災害に強い地域づくりや市民の居場所にもなる新庁舎、つくば・八溝縦貫道路の国への働きかけなどを挙げて、川俣氏の経験と実績をPR。沼田邦彦県議会議員も「オール那須烏山」で戦うと呼びかけました。市議7人が支援します。
(川俣氏)
「(2期)8年間、力をつけてきました。そして仲間も増やしました。つくば・八溝縦貫道路もいいところまできています。防災集団移転もそうです。もう1期、川俣純子を上にあげていただきたい」
【小川雅幸氏】
国会議員秘書を長年務めた小川氏は、午前10時30分に市内興野にある自宅で出陣式を行いました。民間の調査で市が「消滅可能性自治体」に該当したことを受け「脱・消滅可能性自治体」をスローガンに、道の駅の新設や企業誘致などで発展と魅力ある市を目指すと公約に掲げます。そして市の庁舎建設計画は凍結し、その資金を地域活性化策に充てるべきだと主張します。
(小川氏)
「国会議員秘書として20年以上携わってきましたが、自分の生まれ育った故郷が消えてしまう可能性があると知り、故郷を救いたいと思い立候補しました。皆様ご支援のほどよろしくお願いいたします」
【青木敏久氏】
「変革。未来へ!」を合言葉に立候補した青木氏は、午前中に那須烏山市の七合と荒川の2地区で出陣式を行いました。大谷範雄前市長がマイクを握り「青木氏が市長になることで、正しい規律ある市政になる。新庁舎の前に人口減少や教育、医療、福祉など必要な政策がある」と訴えたほか、青木氏を支持する市議3人なども「今の那須烏山は淀んでいる。新しい風を吹かせよう」とアピールしました。
(青木氏)
「優先順位は新庁舎にあるのでしょうか。私は違うと思います。私の思いを届けていただきたい。そして新しく那須烏山市をつくりあげていきましょう。あと一歩、あと一歩なんです」
【佐々木豊氏】
佐々木氏は、午後1時からJR大金駅で出発式を行いました。飲食店の統括支配人を務める佐々木氏は、地域への恩返しなどを理由に市長選に立候補しました。川俣市政を「止まった8年」と厳しく評価し「動かすのは今」と訴えます。市役所の庁舎建設については「市が大きく飛躍するチャンスだ」と強調し、JR烏山駅のプラットホームや分譲マンションなども含め、複合的な形で作りたいと支持を呼び掛けました。
(佐々木氏)
「何をやめて、何を残すか。これから何を(市の)特徴にしていくかを決める、強いリーダーが必要なんです。那須烏山市を良きところに戻す、その手伝いをするために4年間頑張ります」
那須烏山市長選挙は13日から期日前投票が始まり、19日に投開票されます。
那須烏山市長選挙に立候補したのは、届け出順に、現職で3期目を目指す川俣純子氏(65)、元参議院議員公設秘書の小川雅幸氏(56)、前の市議会議長の青木敏久氏(62)、会社役員の佐々木豊氏(60)の4人です。
【川俣純子氏】
川俣氏は、午前10時から那須烏山市中央で出陣式を行いました。推薦を受ける自民党の上野通子参議院議員や、県町村会の会長を務める茂木町の古口達也町長は、災害に強い地域づくりや市民の居場所にもなる新庁舎、つくば・八溝縦貫道路の国への働きかけなどを挙げて、川俣氏の経験と実績をPR。沼田邦彦県議会議員も「オール那須烏山」で戦うと呼びかけました。市議7人が支援します。
(川俣氏)
「(2期)8年間、力をつけてきました。そして仲間も増やしました。つくば・八溝縦貫道路もいいところまできています。防災集団移転もそうです。もう1期、川俣純子を上にあげていただきたい」
【小川雅幸氏】
国会議員秘書を長年務めた小川氏は、午前10時30分に市内興野にある自宅で出陣式を行いました。民間の調査で市が「消滅可能性自治体」に該当したことを受け「脱・消滅可能性自治体」をスローガンに、道の駅の新設や企業誘致などで発展と魅力ある市を目指すと公約に掲げます。そして市の庁舎建設計画は凍結し、その資金を地域活性化策に充てるべきだと主張します。
(小川氏)
「国会議員秘書として20年以上携わってきましたが、自分の生まれ育った故郷が消えてしまう可能性があると知り、故郷を救いたいと思い立候補しました。皆様ご支援のほどよろしくお願いいたします」
【青木敏久氏】
「変革。未来へ!」を合言葉に立候補した青木氏は、午前中に那須烏山市の七合と荒川の2地区で出陣式を行いました。大谷範雄前市長がマイクを握り「青木氏が市長になることで、正しい規律ある市政になる。新庁舎の前に人口減少や教育、医療、福祉など必要な政策がある」と訴えたほか、青木氏を支持する市議3人なども「今の那須烏山は淀んでいる。新しい風を吹かせよう」とアピールしました。
(青木氏)
「優先順位は新庁舎にあるのでしょうか。私は違うと思います。私の思いを届けていただきたい。そして新しく那須烏山市をつくりあげていきましょう。あと一歩、あと一歩なんです」
【佐々木豊氏】
佐々木氏は、午後1時からJR大金駅で出発式を行いました。飲食店の統括支配人を務める佐々木氏は、地域への恩返しなどを理由に市長選に立候補しました。川俣市政を「止まった8年」と厳しく評価し「動かすのは今」と訴えます。市役所の庁舎建設については「市が大きく飛躍するチャンスだ」と強調し、JR烏山駅のプラットホームや分譲マンションなども含め、複合的な形で作りたいと支持を呼び掛けました。
(佐々木氏)
「何をやめて、何を残すか。これから何を(市の)特徴にしていくかを決める、強いリーダーが必要なんです。那須烏山市を良きところに戻す、その手伝いをするために4年間頑張ります」
那須烏山市長選挙は13日から期日前投票が始まり、19日に投開票されます。