足利市 そば打ちサークルの高齢者が炊き出しの訓練 「自分たちにできることを」非常時に備え
足利市では14日、大規模な災害が起こった際の炊き出しの訓練が行われました。
訓練を行ったのは、足利市のシルバー人材センターの会員らでつくる、そば打ちサークル「令和会」のメンバーおよそ20人です。「令和会」は、2019年10月の東日本台風で県内が大きな被害を受けた際、被災者およそ80人にそばの炊き出しを行っていて、非常時に備えて去年から訓練を始めました。
訓練は、そば作りから提供するまでの工程を役割を分担しながら実施し、災害時にインフラが使えなくなることも想定して持ち寄った灯油式バーナーなどでお湯を沸かしました。訓練参加者は、避難所に見立てた会議室で提供する順番を番号で管理したり、声をかけあったりして効率的な作業の手順を確認していました。
そして、避難者役として集まった会員の家族や知り合いに、およそ150食のもりそばを振る舞いました。
訪れた人は「(味が)最高です」「そばの香りがしておいしい」と笑顔を見せ、この取り組みについては「(炊き出しがあると)気持ちが違いますよね。災害時はカップ麺などになってしまうので」と評価していました。
2回目の訓練参加となったメンバーは「1回目の訓練では夢中で言われたことをやっていたが、今回は『こうしたらいい』と少しわかるようになりました」と話し、「令和会」の一員でそば打ちを教えている門奈誠司さんは「なるべく高齢者も社会参加して、災害ボランティアとして活躍できたら」と意欲を見せました。
訓練を行ったのは、足利市のシルバー人材センターの会員らでつくる、そば打ちサークル「令和会」のメンバーおよそ20人です。「令和会」は、2019年10月の東日本台風で県内が大きな被害を受けた際、被災者およそ80人にそばの炊き出しを行っていて、非常時に備えて去年から訓練を始めました。
訓練は、そば作りから提供するまでの工程を役割を分担しながら実施し、災害時にインフラが使えなくなることも想定して持ち寄った灯油式バーナーなどでお湯を沸かしました。訓練参加者は、避難所に見立てた会議室で提供する順番を番号で管理したり、声をかけあったりして効率的な作業の手順を確認していました。
そして、避難者役として集まった会員の家族や知り合いに、およそ150食のもりそばを振る舞いました。
訪れた人は「(味が)最高です」「そばの香りがしておいしい」と笑顔を見せ、この取り組みについては「(炊き出しがあると)気持ちが違いますよね。災害時はカップ麺などになってしまうので」と評価していました。
2回目の訓練参加となったメンバーは「1回目の訓練では夢中で言われたことをやっていたが、今回は『こうしたらいい』と少しわかるようになりました」と話し、「令和会」の一員でそば打ちを教えている門奈誠司さんは「なるべく高齢者も社会参加して、災害ボランティアとして活躍できたら」と意欲を見せました。