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男子は作新が初の連覇 文星女子は6連覇 高校駅伝県大会

12月京都で行われる「全国高校駅伝」への切符をかけた県大会が2日、佐野市で行われ、男女の県代表が決まりました。

女子は5つの区間、およそ21キロのコースで行われ、11のチームが出場しました。

6連覇を狙う宇都宮文星女子は5区を除く4つの区間で去年の優勝メンバーを起用。

最長6キロの一区は3年連続出場のエース松本。序盤からほかを寄せ付けない圧倒的な走りで、2位につけた白鴎大足利に1分30秒近くの差をつけ早くも独走態勢を敷きます。

文星女子の2区は中長距離が得意な2年生の長島がエントリー。後続との差は広がり序盤から盤石のレース運びを展開。

続く3区の塚原、4区人見と文星女子は中距離を得意とする選手を起用し、後続との差をさらに4分以上広げます。

そしてトップでたすきを受けたアンカーの5区は1年生の本澤は堂々の走りで鮮烈な高校駅伝デビューを飾ります。両手を大きく上げ6連覇のゴールテープを切った本澤。

文星女子は全ての区間で区間賞を獲得。去年の記録を1分以上上回り2位の白鴎大足利に5分40秒以上の差をつけ、8回目の「都大路」の切符を手にしました。
(6年連続8回目)

一方、16チームが出場した男子は7区間、およそ42キロで争われました。

序盤は連覇を狙う作新学院がレースを引っ張り、前回2位の佐野日大や2年ぶりの優勝を狙う那須拓陽が追いかける展開となります。

そして3区、トップで中継地点に姿を見せたのは佐野日大の3年生、キャプテンの中村。

しかしここからは佐野日大と作新の争いとなります。4区で作新の石田が力強い走りでトップに出ると5区は佐野日大2年の横山と作新2年の手塚がほぼ同着でたすき渡し。

6区は、佐野日大の松沼が作新の深沢をわずかに先行しますが勝負の行方は7区の最終走者へと委ねられます。

すると、3キロ付近で作新の矢野が佐野日大の福井をとらえ一気にスパート。大会まで思うような結果が出せず苦しんだという矢野が渾身の走りでリードを奪い2位の佐野日大に50秒差をつけてフィニッシュ。

作新学院が連覇を達成し2年連続で都大路の切符を手にしました。
(2年連続3回目)

全国高校駅伝は12月21日に京都、都大路を舞台に開かれます。