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記録的大雨災害から1か月 足利市で続く復旧作業 相次ぐ災害に住民に危機感も 

7月、足利市で短時間に記録的な大雨となり、2人が死亡した豪雨から17日で1か月です。被災者やボランティアによる復旧作業は今も続いています。

7月17日の夜から翌日の未明にかけて足利市を襲った記録的大雨。土砂崩れで2人が亡くなり、全壊や浸水などの住宅被害は470件に上りました。これらを含めた全体の被害は1000件を超えています。

被害が大きかった地域のひとつ、葉鹿町です。アスファルトが見えなくなるほど泥が流れ込んだ道路や駐車場は、元通りになっていました。一方、災害ゴミの仮置き場には1か月が経った今も、水に浸かった家具や家電、畳などが大量に残っています。そのため足利市は、災害ゴミを早期に処理するため、隣接する群馬県桐生市に処理の一部を委託することになりました。

可燃物約350トンを依頼する予定で、17日は収集車2台に木材を積み込み、桐生市へ運ばれました。予定通り搬出が進めば、9月末までに完了する見込みです。

一方、豪雨は地元の企業にも傷跡を残していました。足利市にある包装資材メーカー「日光商事」です。本社前の道路は冠水し、駐車場にも水が入ってきました。本社の建物は被害を免れたものの近くの作業場には大きな被害がありました。

ひざ下あたりまで浸水し、商品にも被害を受けました。被災した翌日からは復旧作業に追われ、数日間業務が滞ったといいます。川村孝士社長によりますと、1989年に本社の建物ができて以降、平成の間はこの周辺が水に浸かることはありませんでした。しかし、2019年の東日本台風で浸水被害を受け、その7年後にも同じような被害、各地で頻発、激甚化する自然災害に危機感を感じています。

(日光商事 川村孝士社長)
「大丈夫だと高を括らない方がいい。日ごろから備えることが大切だと改めて感じた」