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開発からサシバを守れ オオタカ保護基金が市貝町にトラスト地取得 文谷地区の里山林

絶滅の恐れのあるワシやタカの保護に取り組んでいる、NPO法人が21日、生息地になっている市貝町の里山林を取得したと発表しました。

市貝町の里山を取得したのは、NPO法人オオタカ保護基金です。町のほぼ中央にありタカの仲間で絶滅危ぐ種のサシバが生息する、文谷地区の里山林およそ0.6ヘクタールを購入し、丸ごと保全することに取り組みます。

市貝町では2011年から「とちぎの元気な森づくり里山林整備事業」として、町と土地所有者が協定を結んで、里山の生態系を守ってきました。しかし、周辺でメガソーラーの設置や土砂置き場などの開発が進んだことから、保護基金が取得することにしたということです。

この土地はニッコウキスゲの咲く草地と、コナラを中心とした雑木林、それに保護基金が植樹した若いクヌギの林で、サシバの餌場と営巣地になっています。保護基金では今後、町の特産品になっている茶道用の炭の原料にするため、クヌギを育てたり里山での自然体験や観察の場に活用したりします。

また、21日は保護基金のメンバーが、取得した土地の入り口付近に立て看板を設置しました。保護基金が県内でこうした土地を取得するのは、市貝町のほか那須町と日光市の合わせて4カ所で、面積の合計はおよそ10.8ヘクタールになります。
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