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那須町で宿泊客に「宿泊税」導入へ 概要案が明らかに 県内で初

栃木県那須町は2月19日、観光振興の財源確保のためにホテルや旅館の宿泊客に課す「宿泊税」を導入する方針を明らかにしました。

那須町は19日、町議会の議員全員協議会で「宿泊税」の概要案を示しました。

それによりますと、宿泊客に課す税は、1人1泊の宿泊料金に応じて6段階で定める「段階的定額制」を導入するとしています。

1万円未満では100円、1万円以上2万円未満では300円などとなっていて、最高額の区分は、10万円以上で3千円です。

一方で、12歳未満の人や大学を除く学校の修学旅行などに参加する児童や生徒、それに引率者は課税を免除するということです。

町は宿泊税の導入により年間で3億円の税収を見込んでいて、観光地の道路やトイレといったインフラの整備などにあてるということです。

那須町の「宿泊税」を巡っては2024年8月に町の観光協会から導入を求める要望書が提出されたことを受けて、庁内にプロジェクトチームを設置し検討をすすめてきました。

町は2026年10月の導入を目指していて、実現すれば県内では初となります。
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