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栃木県ケアラー支援推進協議会 3月下旬にHPや支援てびきの公開へ

病気や高齢などで日常的に介護や世話が必要な家族などを抱える「ケアラー」を支援するため栃木県が設置した協議会の会合が6日、県公館で開かれ3月下旬に特設サイトや支援のてびきが公開されることになりました。

この協議会は県のケアラー支援条例が2024年度に施行されたことを受け設置されたものです。

ケアラーに関する支援団体や学識経験者など20人で構成されていて6日は「ケアラー支援のてびき」の最終案が示されました。

最終案では連携して行う支援のポイントや相談窓口の一覧など全体を通じて7つの項目にまとめられました。

委員からは「役所の窓口に加えて、子どもが立ち寄りやすい子ども食堂などの情報も載せた方がよい」といった意見や「自分の状況だとどこに相談すれば良いのかを、たどり着きやすくしてほしい」などという意見が出されました。

一方、県は今月下旬にもケアラーの経験談や相談までの流れをまとめたケアラー支援の特設サイト「とちけあ」を公開する予定であることを明らかにしました。

会合の意見を踏まえて修正したてびきもネット上で公開することにしています。

会合ではこのほか『自分が「ケアラー」だと認識していない18歳未満の子どもたち』いわゆる「ヤングケアラー」に向けて「子ども向けのてびきの作成も検討する必要があるのではないか」などという意見も出され、県は来年度以降もケアラー支援の検討を行っていくということです。
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