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海洋環境変化の実態解明へ 海と日本プロジェクト

海水の温度が上昇し漁業が大きな影響を受ける中、漁業関係者と研究者が協力し、海洋環境の変化の実態を解明するプロジェクトが始動します。

プロジェクトに参加するのは、日本財団と全国漁業協同組合連合会それに東京大学大気海洋研究所です。

連合会によりますと2010年ごろを境に、サンマなどが不漁となったり、漁獲できる時期や魚の種類が変化したりするなど漁業に大きな影響が出ていて漁師からは「漁業が継続できなくなる」などの不安の声が上がっていました。

その一方で、海の環境の変化を可視化できる客観的なデータが不足していたことからプロジェクトでは、現場に出る漁師が海の情報を収集し、研究者がそれを分析して実態を解明し、将来の対応策も検討していきます。日本財団によりますと、漁業者と研究者が協力して海洋環境の変化を探るのは、全国でも初めてだということです。
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