古墳時代の墓・葬儀に焦点当てた企画展 1万人目の来場者は群馬県太田市の男性(65) 栃木県立博物館
宇都宮市の栃木県立博物館で開催している、古墳時代の墓や葬儀に焦点を当てた企画展の来場者が、29日に1万人を突破し、記念のセレモニーが行われました。
この企画展は、主に栃木県内の古墳から見つかった埴輪や土器・副葬品などから、古墳に埋葬された人と、葬儀を行う人たちの関係に焦点を当て、一連の儀式についてひもとくものです。
企画展は去年の12月14日から開催されていて、関連した講演会や学芸員による解説には、定員を超える人数が集まったということです。
そして、29日に1万人目の来場者になったのが、群馬県太田市の会社員・高橋文吾さん(65)です。セレモニーでは、琴寄行雄館長から企画展のパンフレットやクリアファイルなどの記念品が手渡されました。
(1万人目の来場者 高橋文吾さん)
「たまたま仕事が休みで、古墳関係の展示がやっているとのことで来てみたら(1万人目だったので)驚いているところです。(企画展では)群馬県と栃木県は近いので、その辺りのつながりを感じられるといいなと思います」
埴輪には、所説がありますが、例えば当時高級車のような扱いだった馬の形をしたものは、生きていた頃の権力や財力をアピールしたのではないかと考えられています。
また、土器は、葬儀を行った人たちが宴会を行ったり、食べ物を供えていたことを意味しているということです。
現在の葬儀でも亡くなった人と関係が深い人が集まり、宴会の席で思い出を語り合うことがありますが、古墳時代の人々も同じように故人をしのんで送り出していたのかもしれません。
この企画展は2月2日まで開かれています。
この企画展は、主に栃木県内の古墳から見つかった埴輪や土器・副葬品などから、古墳に埋葬された人と、葬儀を行う人たちの関係に焦点を当て、一連の儀式についてひもとくものです。
企画展は去年の12月14日から開催されていて、関連した講演会や学芸員による解説には、定員を超える人数が集まったということです。
そして、29日に1万人目の来場者になったのが、群馬県太田市の会社員・高橋文吾さん(65)です。セレモニーでは、琴寄行雄館長から企画展のパンフレットやクリアファイルなどの記念品が手渡されました。
(1万人目の来場者 高橋文吾さん)
「たまたま仕事が休みで、古墳関係の展示がやっているとのことで来てみたら(1万人目だったので)驚いているところです。(企画展では)群馬県と栃木県は近いので、その辺りのつながりを感じられるといいなと思います」
埴輪には、所説がありますが、例えば当時高級車のような扱いだった馬の形をしたものは、生きていた頃の権力や財力をアピールしたのではないかと考えられています。
また、土器は、葬儀を行った人たちが宴会を行ったり、食べ物を供えていたことを意味しているということです。
現在の葬儀でも亡くなった人と関係が深い人が集まり、宴会の席で思い出を語り合うことがありますが、古墳時代の人々も同じように故人をしのんで送り出していたのかもしれません。
この企画展は2月2日まで開かれています。
