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伝統の「上棟式」に子どもたち歓声!栃木県木材業協同組合が県産材活用し倉庫を建築 3月完成予定

木造の建物の骨組みが完成したことを祝う伝統的な儀式「上棟式」が29日、宇都宮市で行われました。

上棟式を行ったのは、宇都宮市新里町にある栃木県木材業協同組合連合会です。連合会では栃木県産のスギを使った倉庫の建設を進めていて、東泉清寿理事長などが出席して建物が無事完成するよう祈りました。

この後、建物の上から餅やお菓子をまくのが古くからの仕来りで、近くにある国本西小学校の子どもたちが袋だけではなく網や傘などの秘密兵器を手に、集まりました。

そして午後3時過ぎ「餅まき」が始まると、子どもたちが歓声を上げながら、頭上に降ってくるお菓子などを追いかけていました。

連合会によりますとコンクリートや鉄の価格が高騰する一方、木材の価格はそこまで高騰していません。倉庫は3月に完成する予定で、持続可能で環境にやさしい木材を、住宅以外に使うモデルとしても活用していくということです。

連合会の東泉清寿理事長は「本当に予想以上に多くの皆さんに喜んでいただけた。活性化していかないとどんどん地方は衰退する。木材を使うことによって働く場もでき、循環する社会ができればいいなと思っています」と話していました。
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