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栃木県内初 宇都宮市の消防署に人命救助のエキスパート「特別高度救助隊」が発足

自然災害などに素早く的確に対応するため、高度な技術と知識をもった「特別高度救助隊」が、宇都宮市の消防署に栃木県内で初めて発足しました。

「特別高度救助隊」は、女性の隊員1人を含む16人の隊員で構成され、宇都宮市中央消防署に発足しました。

隊員は大規模な災害などに備えて、人命救助について専門的で高度な訓練を受けています。

31日に宇都宮市東消防署で発足式と公開訓練が行われ、特別高度救助隊の救助第2グループ・大渕裕明隊長が決意を表明しました。

(救助第2グループ・大渕裕明隊長)
「市民の安全と安心を守るため、日々訓練に励み、市民の期待と信頼に応えるべく、まい進することをここに固く誓います」

式の後には救助訓練が行われ、隊員たちはドローンや探査装置などを使って救助に向けた、一連の流れを確認しました。

宇都宮市消防局によりますと、「特別高度救助隊」の発足は全国では29例目で、県内では初めてです。今後は要請があれば全国各地に出動するということです。

(隊員・手塚恭央さん)
「あらゆる災害から市民の生命と身体・財産を守るため、これからも訓練に励んでいきたい」

(隊員・鷹箸啓太さん)
「他の隊員の模範となり、市民から信頼を得られるような隊員を目指して訓練をしていきたい」