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宇都宮大学と小山高校が協定

宇都宮大学は26日、教育面で連携しようと小山高校と協定を結びました。小山高校は宇都宮大学工学部とこれまでも協定を結んでいますが、それを全ての学部に広げることで多様な学びの機会につなげたい考えです。

小山高校は栃木県内で唯一の数理科学科があり、10年前の2015年、宇都宮大学工学部と協定を結び、生徒が大学に出向いて課外研究や講座を行うなど連携を進めてきました。

宇都宮大学で行われた締結式には宇都宮大学の池田宰学長と小山高校の小林崇宏校長が出席し、新たな協定の覚書にサインを交わしました。

宇都宮大学 池田宰学長:「地域と共に学生の未来を育て、学生と共に地域の未来を育てる。多様な分野の教員が連携に参画できるよう今回、宇都宮大学と小山高校の連携協定を拡充することにしました。」

小山高校 小林崇宏校長:「小山高校の生徒たちがさらに充実した探究学習を行い、大学での学びへの理解を深め、向学心を高め、広く社会に貢献できる人材へと成長してくれることを心から期待しています」
     
宇都宮大学は、従来あった共同教育学部、農学部、工学部のほか国際学部、地域デザイン科学部、それに今年度スタートしたデータサイエンス経営学部の6つの学部があります。

池田学長は「幅広い知識や教養があってこそ専門が生かされる」と高校生のうちからさまざまな学問の現場に触れる大切さを訴え、小山高校の小林校長も実際に大学の研究室で教員や学生と交流を持てることは進路学習にもつながると期待を寄せました。

小山高校は県の高校再編計画で、2028年度に6年間一体的に中高一貫教育を進める「中等教育学校」になる予定で、中学の課程にあたる「前期」から大学との交流を行うことも検討しています。
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