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栃木県内各地で調査 PFOS・PFOA基準値下回る 知事定例会見

福田富一栃木県知事は27日の定例会見で、全国各地の水道水から検出され発がん性が指摘されている有機フッ素化合物について県内各地で調査を行い、全ての地点で基準値を下回ったと発表しました。

国は「健康に悪影響が生じないと考えられる水準」として、PFASの代表物質・「PFOS」と「PFOA」の2つの物質の合計の濃度を、水道水1リットルあたり50ナノグラムとする暫定指針値を設定しています。

栃木県内ではこれまでに宇都宮市、真岡市、下野市の地下水と下野市の水道水で、指針値の超過が確認されています。

県はこれを受け2月、河川12地点と地下水11地点から水を採って調査を行い、全ての地点で指針値を下回りました。

来年度は調査する地点を大幅に増やし、河川が48地点、湖やダムが3地点、それに地下水は43地点で調査を行う予定です。

また、2030年の運行開始をめざすLRTの西側延伸で、東武宇都宮線への乗り入れなどを検討する協議会が初めて開かれたことについて福田知事は、ターミナルビルにある百貨店が営業していることに触れ、「乗り入れについての考えを一度も聞いておらず、今は判断する時期ではない」と述べました。
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