栃木県警・足銀・栃銀が詐欺防止へ 情報連携協定を締結 栃木県内で初
SNSを悪用した詐欺の被害が相次ぐ中、栃木県警察本部は27日、県内2つの銀行と協定を結び、被害につながるおそれがある銀行口座などの情報共有を強化することになりました。
協定を結んだのは、県警察本部と足利銀行、それに栃木銀行の3者でそれぞれの代表者が出席し、協定を交わしました。
県警と銀行などの金融機関が情報共有に関する協定を結ぶのは今回が初めてです。
近年多発しているSNSを悪用したロマンス詐欺と投資詐欺を巡っては、県内では2024年1年間で64件、約10億376万円の被害が確認されていて、その9割以上が銀行口座に金を振り込ませる手口だということです。
これまでも銀行の支店などでは、窓口で対応した客に特殊詐欺の被害が疑われる場合には、個別に警察と連絡を取るなどして対処していました。
今回の協定で2つの銀行は、口座で詐欺被害の可能性が高いとみられる短期間かつ多額のやりとりなどを把握した場合にも、警察へ速やかに情報を提供できるようになるということです。
また警察は被害を防ぐために、多く発生している詐欺の手口などの情報を銀行と共有し、広報啓発活動を行っていくとしています。
協定を結んだのは、県警察本部と足利銀行、それに栃木銀行の3者でそれぞれの代表者が出席し、協定を交わしました。
県警と銀行などの金融機関が情報共有に関する協定を結ぶのは今回が初めてです。
近年多発しているSNSを悪用したロマンス詐欺と投資詐欺を巡っては、県内では2024年1年間で64件、約10億376万円の被害が確認されていて、その9割以上が銀行口座に金を振り込ませる手口だということです。
これまでも銀行の支店などでは、窓口で対応した客に特殊詐欺の被害が疑われる場合には、個別に警察と連絡を取るなどして対処していました。
今回の協定で2つの銀行は、口座で詐欺被害の可能性が高いとみられる短期間かつ多額のやりとりなどを把握した場合にも、警察へ速やかに情報を提供できるようになるということです。
また警察は被害を防ぐために、多く発生している詐欺の手口などの情報を銀行と共有し、広報啓発活動を行っていくとしています。
