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Jプロツアー第2戦 真岡芳賀ロード 宇都宮ブリッツェンが3年ぶり地元勝利

自転車ロードレースのJプロツアーの第2戦が真岡市と芳賀町で行われ、宇都宮ブリッツェンが今シーズン、地元での初レースに臨みました。

前日の初夏のような暖かさから一転、雨が降り、気温は手元の温度計で5度と真冬のような寒さでの開催となった真岡芳賀ロードレース。宇都宮ブリッツェンは、今シーズン、地元での初レースに8人が出走しました。

レースは、真岡市の井頭公園をスタート、フィニッシュに1周7.2キロの平坦基調のコースを17周、合わせて122・4キロを122人で競いました。

スタート直後から、速いペースでレースが進み縦に長い集団が作られる中、ブリッツェンは、常に前方に選手を送り込み攻めの走りを見せます。

アタック合戦からようやく逃げが決まったのはレースが中盤に差し掛かったころ。キャプテンの谷を含む数人が先行します。

この逃げがメイン集団に吸収されると9周目に今度は、フォン・チュンカイが逃げに乗ります。この逃げグループには、ライバルチームの有力選手も入り後続に最大で50秒ほどの差をつけます。

そのまま周回を重ね最終周に。メイン集団とのタイム差はさほど詰まらず、残った4人による逃げ切りが濃厚となる中、最初に飛び込んできたのは。

スプリント勝負でブリッツェンのフォンが勝負強さを見せ、この地元のレースでチームとして3年ぶりの勝利をあげました。

多くの選手が低体温で手足の感覚が無くなったと話し、完走はわずか28人とサバイバルな展開となりましたが、経験豊富な台湾チャンピオンと先手先手のチーム戦略がはまり、最高の結果を手にしました。
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