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宇都宮大発ベンチャー企業「ゆうだい21」使用のにごり酒 海外展開へ

宇都宮大学の男性が在学中に立ち上げたベンチャー企業が、大学が開発した米を使ったにごり酒の海外輸出を目指して、現在、酒造りに取り組んでいます。

にごり酒の製造に取り組んでいるのは、発酵食品の企画・製造・輸出などを行うベンチャー企業「FermentBase(宇都宮市陽東7丁目)」です。

平松光幸社長が「日本の発酵文化を海外に発信し、インバウンドで地方に人を呼び込みたい」という思いからおととし(23年)宇都宮大学在学中に立ち上げ、大学からもベンチャーの認定を受けています。

今回のプロジェクトはおよそ3か月前に始動し、オーダーメイド醸造ができる鹿沼市上粕尾の「小林醸造」に依頼して、プロから教わりながらあらゆる工程を自らの手で行いました。

原料に宇都宮大学が開発したコメ「ゆうだい21」を使っているのが特徴で、29日は社長ら3人が、日本酒造りの重要な工程である蒸した米と、麹、水を3回に分けて仕込む「三段仕込み」の中の「仲添え」などに挑戦。

作られたにごり酒は精米歩合が50パーセントほどで、シュワシュワした口当たりで発酵そのものを体感できるところを楽しんで欲しいということです。

300ミリリットル3本セットで50セットを10月ごろから、ネットショップなどで販売する予定です。
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