栃木県初の女性活躍推進フェロー 前宇大副学長の藤井さんに委嘱 子育て支援など次期プランに助言
栃木県政の重要課題のひとつ、「女性活躍推進」の取り組みを加速させようと県が今年度から初めて起用した外部の専門家の委嘱式が1日、県庁で行われました。
ジェンダー平等に向け施策の助言を行う「女性活躍推進フェロー」に委嘱されたのは前の宇都宮大学副学長で現在は名誉教授の藤井佐知子さんです。
委嘱状の交付式で福田知事は「県民が注目している県の最重要施策です。女性が活躍できる社会を作るためフェローの知識と経験からご指摘いただきたい」と委嘱状を手渡しました。
藤井さんは男女共同参画社会づくりの功労者として内閣総理大臣表彰を受けた他、2年前に日光市で開かれたG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合を契機に女性を応援する団体や基金を設立しています。
フェローに就任するにあたり、栃木県の男女の賃金格差が全国ワーストであることなどに触れ「古い価値観が残っている栃木をどう変えていくか。女性の活躍推進は男性の働き方改革にもつながり、職場の改革が一番だ」と決意を述べました。
藤井佐知子さん「課題は山積していると言ってもいいと思う。栃木県もやはりまだまだ『男性が優位、女性は補助』という考えが強いということがジェンダー・ギャップ指数の順位が低さにも影響している。女性活躍のかせになっているような目詰まりがないのか、産業界だけにお任せするのでは中々スピードも出ない。加速化するために何ができるか、というのが私の最初の取り組むべき仕事だと思っている」
藤井さんは今後、女性活躍や子育て支援の施策について県の次期プランの策定への助言を行ったり、関連するセミナーの講師を務めたりします。
ジェンダー平等に向け施策の助言を行う「女性活躍推進フェロー」に委嘱されたのは前の宇都宮大学副学長で現在は名誉教授の藤井佐知子さんです。
委嘱状の交付式で福田知事は「県民が注目している県の最重要施策です。女性が活躍できる社会を作るためフェローの知識と経験からご指摘いただきたい」と委嘱状を手渡しました。
藤井さんは男女共同参画社会づくりの功労者として内閣総理大臣表彰を受けた他、2年前に日光市で開かれたG7男女共同参画・女性活躍担当大臣会合を契機に女性を応援する団体や基金を設立しています。
フェローに就任するにあたり、栃木県の男女の賃金格差が全国ワーストであることなどに触れ「古い価値観が残っている栃木をどう変えていくか。女性の活躍推進は男性の働き方改革にもつながり、職場の改革が一番だ」と決意を述べました。
藤井佐知子さん「課題は山積していると言ってもいいと思う。栃木県もやはりまだまだ『男性が優位、女性は補助』という考えが強いということがジェンダー・ギャップ指数の順位が低さにも影響している。女性活躍のかせになっているような目詰まりがないのか、産業界だけにお任せするのでは中々スピードも出ない。加速化するために何ができるか、というのが私の最初の取り組むべき仕事だと思っている」
藤井さんは今後、女性活躍や子育て支援の施策について県の次期プランの策定への助言を行ったり、関連するセミナーの講師を務めたりします。
