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醸造所で酒造り 高校で酒造りを学んだ縁で 鹿沼市

高校の授業をきっかけに酒造りに励む女性が栃木県鹿沼市にいます。

3月に高校を卒業したばかりの今、高校時代につくった酒を再び造り販売に向けた取り組みを進めています。

鹿沼市上粕尾にある醸造所で瓶にラベルを貼る作業をしていたのは、熊倉 愛心さん18歳です。
4月5日から販売する純米大吟醸「鹿南錦」の出荷の準備を急ピッチで進めています。熊倉さんは今年の春まで鹿沼南高校で食糧の生産を学び、授業の一環で鹿沼市内で酒蔵を運営する小林醸造から酒造りを教わりました。
 
田植えや稲刈り、それに仕込みなど一連の工程を経験して酒造りに興味を持ち、2月から小林醸造の小林社長の元で修行をしています。

元々この酒は、熊倉さんたち生徒が小林醸造の協力で高校時代につくったもので、1月に店頭で販売すると瞬く間に100本が完売しました。

前回の好評を得て、同じ酒米「山田錦」を使って再び販売することにしました。

まだ10代で酒をたしなむことはできませんが、一緒に作った同級生らの思いを引き継いで、多くの人の手に届いて欲しいと意気込みます。

熊倉さんが小林醸造の先輩と共に仕込んだ「鹿南錦」は、5日から鹿沼市内のスーパーで限定120本販売されます。
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