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昭和ノスタルジーの世界へ 19日から「谷内六郎展」 栃木県立美術館

昭和30年代から四半世紀の間週刊誌の表紙を手掛けた画家、谷内六郎の作品を集めた企画展が県内の美術館で始まるのを前に18日、内覧会が開かれました。

栃木県立美術館で開かれるのは、企画展「谷内六郎展ー昭和ノスタルジーの世界へー」です。

谷内六郎は、昭和という時代に生きた子どもたちの生活や社会の変化を独自のタッチで表現した画家として知られています。

会場には、「週刊新潮」の表紙を飾った絵の原画およそ120点をはじめ、小説の本のデザイン画や絵本の原画などが展示されています。

優しく温かみのあるイラストで、週刊新潮の表紙の絵を1956年(昭和31年)の創刊号から担当し、1981年(昭和56年)に59歳で亡くなるまでの26年の長きにわたり描き続けました。

ろうけつ染めで描いたものや、録音テープを張り付けたコラージュ作品といった水彩とは違った趣を出している表紙もあり、多才な一面を見せています。このほか映画のオープニングタイトルバックになった作品なども目を引きます。

企画展「谷内六郎展ー昭和ノスタルジーの世界へー」は、4月19日から6月15日まで開かれます。
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