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大田原市で9月に「栃木国際映画祭」開催 地元拠点に活動する映画監督ら発案

大田原市を拠点に活動する映画監督たちが、今年9月に市内で初めて国際映画祭を開くことになり、21日に概要を発表しました。

「大田原市で、第1回栃木国際映画祭を開催することを決定しました」

映画祭を開催するのは、大田原市出身の映画監督・渡辺紘文さん、弟で映画音楽家の渡辺雄司さんなどでつくる実行委員会です。渡辺さんらは、今年9月13日から15日の3日間、大田原市の与一伝承館と那須野が原ハーモニーホールで「栃木国際映画祭」を開催します。

映画祭では、海外で活躍する映画監督や俳優を招いて交流の機会を提供したり、子どもを対象にしたワークショップを開いたりします。また、短編映画を公募しその中から選んだ作品を上映するほか、海外の長編映画の上映も行います。

開催費用の一部はクラウドファンディングを活用し、目標額を100万円に設定して6月から寄付を募る予定です。

映画監督の渡辺さんは、2013年に旗揚げした、大田原市を拠点に活動する映像制作集団「大田原愚豚舎」として活動し、作品が海外で上映されるなど活躍の幅を広げてきました。去年6月に地元のホールで作品を上映したところ、200人を超える集客があったことに手ごたえを感じ、夢だった映画祭の実現にこぎつけたということです。

渡辺さんは会見で「大田原は映画館のないまちになってしばらく経った。映画に触れる場所をつくりたい。また、国際的な場で活躍する人が栃木・大田原から育ってほしいとも思っています」と話しました。