栃木県女性活躍推進フェロー藤井さん 県幹部向けセミナー開催
女性活躍やジェンダー平等について栃木県政を担う幹部職員により深く理解してもらおうと県は26日、セミナーを開きました。講師は、県が今年度委嘱した初の女性活躍推進フェローで宇都宮大学名誉教授の藤井佐知子さんです。
午前10時過ぎ、県庁9階の会議室。庁議後の福田富一知事をはじめ各部の部長などが顔を揃える中、藤井フェローによる初めての幹部向けセミナーが開かれました。テーマは「今進めるべき女性活躍推進」で、栃木県が全国ワースト1位になっている男女の賃金格差の構造的問題、今の若い世代に対応するためのトップや上司の意識改革などについておよそ1時間にわたって説明しました。
女性活躍の推進は栃木県の最重要課題の一つです。出席した幹部からは無意識の思い込み、「アンコンシャスバイアス」に関することなど積極的に質問が寄せられたといいます。
藤井フェロー「女性活躍は今まで管理職を増やす、あるいは経済的に労働進出ということで捉えられて来たんですけれども、今問題にされているのは労働市場や職場の中にある構造的な不平等。大事なのは県としてどういう社会を目指すのか明確にすること」
福田富一知事「全ての県の施策・事業に通底するものがジェンダー・ギャップの解消だと実感した。自分自身の『アンコンシャス・バイアス』を払拭する」
県では今後、一般の職員が対象のセミナーなども行っていく方針です。
午前10時過ぎ、県庁9階の会議室。庁議後の福田富一知事をはじめ各部の部長などが顔を揃える中、藤井フェローによる初めての幹部向けセミナーが開かれました。テーマは「今進めるべき女性活躍推進」で、栃木県が全国ワースト1位になっている男女の賃金格差の構造的問題、今の若い世代に対応するためのトップや上司の意識改革などについておよそ1時間にわたって説明しました。
女性活躍の推進は栃木県の最重要課題の一つです。出席した幹部からは無意識の思い込み、「アンコンシャスバイアス」に関することなど積極的に質問が寄せられたといいます。
藤井フェロー「女性活躍は今まで管理職を増やす、あるいは経済的に労働進出ということで捉えられて来たんですけれども、今問題にされているのは労働市場や職場の中にある構造的な不平等。大事なのは県としてどういう社会を目指すのか明確にすること」
福田富一知事「全ての県の施策・事業に通底するものがジェンダー・ギャップの解消だと実感した。自分自身の『アンコンシャス・バイアス』を払拭する」
県では今後、一般の職員が対象のセミナーなども行っていく方針です。
