4月に採用された新人の消防職員が40キロの歩行訓練を実施 栃木県消防学校
新人の消防職員に、必要な体力や精神力を身に付けてもらおうと、２９日、宇都宮市で４０キロの道のりを歩く伝統の歩行訓練が行われました。
この訓練は、栃木県消防学校で３０年以上続く伝統行事で、２０２５年４月に消防職員として採用された、１８歳から２６歳までの男女５７人が参加しました。
参加者は、午前７時３０分に学校を出発。中間地点の「道場宿緑地公園」までの往復４０キロの道のりを、およそ１０時間をかけて歩きます。
最初の２０キロの区間は、人命救助を想定して、人形を乗せた担架を運ぶ決まりで、参加者は協力しながらゴールを目指しました。
一緒に訓練に参加した教官は「消防活動は一人ではできない。チーム全体で、心を一つに活動する重要性を学んでもらいたい」と話していました。
参加者は６カ月にわたる訓練を経て、１０月から県内各地の消防署に配属されて、消防隊員や救急隊員として活動します。
参加した消防職員の仙田力規さん：
「隊列を崩すことが、消防職員としてあってはいけないことだと思うので、隊列を崩すことなく行動することを意識してやっていました。午後も復路の20キロがあるのですが、そこでも団結し、声を出して支え合って全員で行動したいと思います」
参加した消防職員の大内世捺さん：
「私たちは2か月ほど消防学校で訓練をしていて、苦しい練習ばかりですが、その練習を皆で平然とした顔で、要救助者の方への安心した救助活動ができるように、消防職員全員でなりたいと思っています」
訓練は、折り返し地点での休憩を挟み、参加者は午後５時３０分頃、無事に消防学校に到着したということです。
この訓練は、栃木県消防学校で３０年以上続く伝統行事で、２０２５年４月に消防職員として採用された、１８歳から２６歳までの男女５７人が参加しました。
参加者は、午前７時３０分に学校を出発。中間地点の「道場宿緑地公園」までの往復４０キロの道のりを、およそ１０時間をかけて歩きます。
最初の２０キロの区間は、人命救助を想定して、人形を乗せた担架を運ぶ決まりで、参加者は協力しながらゴールを目指しました。
一緒に訓練に参加した教官は「消防活動は一人ではできない。チーム全体で、心を一つに活動する重要性を学んでもらいたい」と話していました。
参加者は６カ月にわたる訓練を経て、１０月から県内各地の消防署に配属されて、消防隊員や救急隊員として活動します。
参加した消防職員の仙田力規さん：
「隊列を崩すことが、消防職員としてあってはいけないことだと思うので、隊列を崩すことなく行動することを意識してやっていました。午後も復路の20キロがあるのですが、そこでも団結し、声を出して支え合って全員で行動したいと思います」
参加した消防職員の大内世捺さん：
「私たちは2か月ほど消防学校で訓練をしていて、苦しい練習ばかりですが、その練習を皆で平然とした顔で、要救助者の方への安心した救助活動ができるように、消防職員全員でなりたいと思っています」
訓練は、折り返し地点での休憩を挟み、参加者は午後５時３０分頃、無事に消防学校に到着したということです。
