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解体予定の工場で救助訓練 大規模地震発生を想定 小山市と茨城県の消防が初

解体が予定されている工場を使った大規模な災害が発生した際の救助訓練が29日、野木町で行われました。

訓練を行ったのは、小山市消防本部と茨城西南広域消防本部です。訓練は、野木町と茨城県古河市の境界付近で大きな地震が発生し、野木町にある工場が倒壊したという想定で行われ、合わせておよそ40人が参加しました。

参加者はまず、工場内部に取り残された人を助けるため開かなくなったドアをバールやハンマーなどを使いこじ開ける手順を確認。電動カッターも使い鉄板を切断します。

また、火災が発生した場所への放水や削岩機を使って壁や床に救助するための穴を開ける作業が本番さながらに行われました。この二つの消防本部は、近くで大規模な災害が発生した際の応援協定を結んでいて合同で活動したのは、2020年からことしの5月14日までに、合わせて4件あったということです。

参加者は、いざという時に備えて連携を強化していました。
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