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能登や三陸直送カキ・ホタテ…被災地を食べて応援! 鹿沼市でイベント

能登半島地震と東日本大震災からの復興を支援しようと、被災地の海産物を食べて応援するイベントが1日、鹿沼市で開かれました。

大ぶりな身の蒸しカキやホタテの浜焼など、食欲をそそる新鮮な海産物が並びます。

このイベントは、鹿沼市で中古の農機具の買い取りと販売を行う飛行船が開いたものです。

飛行船は、2011年の東日本大震災と去年の能登半島地震の被災地に支援物資を届ける活動を続けていて、その一環で被災地の特産品を市内の店舗で販売しています。被災者とのつながりをより深めたいと定期的にイベントを企画していて、被災地の漁師などが「海産物を食べて、被災地に思いを寄せてほしいとステージで呼びかけました。

イベントの目玉は、能登半島地震で大規模な火災があった石川県輪島市の観光名所・「輪島朝市」を再現したブースです。能登の魚や、珍しい「つるも」という海藻など、産地直送の海産物や特産品が販売されました。

会場には大勢の人が訪れ、新鮮な海の幸を味わいながら被災地の復興を願っていました。

訪れた人は「ホタテが新鮮でおいしかったです」「海産物や特産品を買って食べて、栃木から応援できれば」などと話していました。

桶田博信専務は「被災地の方の収入源をつくるため、さまざまな復興支援というのを形にして続けていきたい。そして、このイベントをきっかけに、能登や三陸に足を運んでほしい」と話しました。

飛行船の被災地支援は、東日本大震災は発生直後から180回以上、能登半島地震では、9回行ったということです。
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