コメ価格高騰の影響『せんべい』など米菓にも 加工用のコメも値上がり 栃木県内製造会社はあの手この手
コメの価格高騰の影響でせんべいなどの加工用に使われるコメの価格も高止まりしています。栃木県内でせんべいなどを製造している会社では、あの手この手で苦境に立ち向かっています。
日本のおやつの代表格ともいえるせんべい。主食用のコメの価格が高止まりする中、このせんべいなどの原材料となる加工用のコメも値上がりが続いています。
創業から100年余り栃木市でせんべいなどを製造している「ひざつき製菓」です。
この会社では、自社製品に加え小売店のプライベートブランド商品など合わせて130種類ほどのせんべいを取り扱っていて、一日に200万枚ほどを製造しています。
主な原材料として使われるのが主食用のコメのうち、粒が小さかったり割れたりした「特定米穀」とよばれる加工用のコメで、一日に約9トンを使用しているといいます。
(ひざつき製菓・膝附宥太専務)
「2年前の2023年に比べると仕入れ値ベースで約2倍。米菓メーカーとしては主原料がコメなのでまともに値上げを食らっている」
主な原材料である「特定米穀」の仕入れ値が2023年と比べて2倍ほどに。
JA全農とちぎによりますと、加工用のコメは夏の猛暑などの影響で2023年から取引価格が上昇していて、最近は主食用のコメの価格高騰に連動する形で大きく値上がりしているということです。
このため会社では、物流の効率化や製造ラインに配置する人数の適正化を行って対応してきましたが、商品の内容量を減らすことも余儀なくされました。
その一方で消費者の満足度を保つために味付けに工夫をこらすなど品質の向上にも努めているといいます。
(ひざつき製菓・膝附宥太専務)
「たとえ内容量減ってもしっかり満足していただけるおいしいもの作り、お客様に選んでもらえるお菓子を開発していきたい」
日本のおやつの代表格ともいえるせんべい。主食用のコメの価格が高止まりする中、このせんべいなどの原材料となる加工用のコメも値上がりが続いています。
創業から100年余り栃木市でせんべいなどを製造している「ひざつき製菓」です。
この会社では、自社製品に加え小売店のプライベートブランド商品など合わせて130種類ほどのせんべいを取り扱っていて、一日に200万枚ほどを製造しています。
主な原材料として使われるのが主食用のコメのうち、粒が小さかったり割れたりした「特定米穀」とよばれる加工用のコメで、一日に約9トンを使用しているといいます。
(ひざつき製菓・膝附宥太専務)
「2年前の2023年に比べると仕入れ値ベースで約2倍。米菓メーカーとしては主原料がコメなのでまともに値上げを食らっている」
主な原材料である「特定米穀」の仕入れ値が2023年と比べて2倍ほどに。
JA全農とちぎによりますと、加工用のコメは夏の猛暑などの影響で2023年から取引価格が上昇していて、最近は主食用のコメの価格高騰に連動する形で大きく値上がりしているということです。
このため会社では、物流の効率化や製造ラインに配置する人数の適正化を行って対応してきましたが、商品の内容量を減らすことも余儀なくされました。
その一方で消費者の満足度を保つために味付けに工夫をこらすなど品質の向上にも努めているといいます。
(ひざつき製菓・膝附宥太専務)
「たとえ内容量減ってもしっかり満足していただけるおいしいもの作り、お客様に選んでもらえるお菓子を開発していきたい」
