暑さに強いホルスタイン牛お披露目 栃木県畜産酪農研究センター 那須塩原
栃木県は持続可能な酪農経営に向けて、気候変動に対応した技術開発を進めています。その一環で、このたび暑さに強い乳牛のホルスタイン牛が誕生し4日、お披露目されました。
お披露目されたのは、那須塩原市の県畜産酪農研究センターで生まれた暑さに強い「SLICKホルスタイン牛」2頭です。2頭は、中米原産の牛とホルスタインを交配して生まれた「SLICK牛」の精液を輸入し、センターで人工授精させて今年3月と5月に誕生しました。
誕生したSLICK牛は体毛が短いのが特長で、体温の調整能力が高いことから夏の暑さでもバテにくく、安定して生乳を生産できる可能性を持っているということです。
センターではこれまで25頭が受胎し、順次、子牛が生まれています。
今後は、従来のホルスタインと暑い時期の生乳の量などを比較し、SLICK牛を導入することでの経済効果を検討する計画です。
県内では昨年度、およそ5万2800頭の乳牛が飼育され、生乳の生産量は北海道に次いで全国2位となっています。
お披露目されたのは、那須塩原市の県畜産酪農研究センターで生まれた暑さに強い「SLICKホルスタイン牛」2頭です。2頭は、中米原産の牛とホルスタインを交配して生まれた「SLICK牛」の精液を輸入し、センターで人工授精させて今年3月と5月に誕生しました。
誕生したSLICK牛は体毛が短いのが特長で、体温の調整能力が高いことから夏の暑さでもバテにくく、安定して生乳を生産できる可能性を持っているということです。
センターではこれまで25頭が受胎し、順次、子牛が生まれています。
今後は、従来のホルスタインと暑い時期の生乳の量などを比較し、SLICK牛を導入することでの経済効果を検討する計画です。
県内では昨年度、およそ5万2800頭の乳牛が飼育され、生乳の生産量は北海道に次いで全国2位となっています。
