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6月4日は「虫歯予防デー」 宇都宮動物園で恒例イベント「カバのハナちゃんの歯磨き」

6月4日は、語呂合わせで「虫歯予防デー」です。宇都宮市内の動物園では、恒例の歯磨きイベントが開かれました。

大きな口を開けて飼育員に歯を磨かれているのは、およそ40本の歯を持つメスのカバ、ハナちゃんです。

このイベントは歯と健康の大切さを知ってもらおうと、宇都宮動物園が6月4日の虫歯予防デーに合わせて行っているものです。

ハナちゃんは16歳で、牧草やキャベツなど、1日に15キロほどの餌を食べます。なかでも檻の外にあるバショウの葉っぱが大好物です。糖質を含むイモ類も食べるということですが、ハナちゃんは歯磨きが大好きで、飼育員がほとんど毎日歯磨きをしているため、一度も虫歯になったことがありません。

2016年に枝が歯に挟まって、食欲がなくなってしまう出来事がありました。それでも日ごろから歯のケアを行っていたため、飼育員が早期に発見し、ハナちゃんは元気を取り戻すことができました。

飼育員による歯磨きの実演が終わると、来園者は、ご褒美としてハナちゃんに牧草の餌やりを体験しました。大きな口に驚きながらも、ふれあいを楽しみ、ハナちゃんを通して歯の大切さを学んでいました。

宇都宮動物園の荒井賢治園長:「歯磨きというのは、人も動物も大事なことだと思いますし、特に動物が長く生きるには歯が大事です。子どもたちにも、食べた後は歯を磨きましょうねと、啓発的なことをこの虫歯予防デーでは伝えたいと思って続けています」
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