防災には「日ごろの備えが重要」 気象防災アドバイザーの海老原美代子さん 上三川町職員に講演
自然災害に備えて気象防災について学ぼうと上三川町は6日、町の職員向けの研修会が開かれ、専門家が情報の読み解き方などについて講演を行いました。
上三川町では2019年の東日本台風で、床上浸水のほか580人が避難するなどの被害がありました。それから6年が経ち、町には当時を経験していない職員も50人ほど増えたことなどから、防災力を高めようと研修会が開かれました。
講師を務めたのは、とちぎテレビの夕方の情報番組「イブ6+」に気象予報士として出演している、上三川町出身で気象防災アドバイザーの海老原美代子さんです。
海老原さんは、町の防災力を高めるには、日ごろの備えが重要だと強調しました。
(海老原美代子さん)
「情報の見方をあらかじめ確認しておいてください。正しい見方・活用法を知らないと、宝の持ち腐れ。上三川町に活用することができなくなってしまいます」
海老原さんは、上三川町では道路の冠水や低い土地の浸水、そして河川の氾濫などに警戒する必要があるとして、防災気象情報などを確認できる気象庁のHP「キキクル」などで、大雨が警報級になる可能性を確認する方法などを職員らに伝えました。
また、洪水の恐れがある場合は地域を流れる川の上流部や、雨雲の動きもあわせて確認することも重要で、職員らはより実践的な情報収集の仕方を学びながら、有事の対応について改めて確認を行っていました。
参加した職員は「ホームページでどの部分を見たらよいか、ポイントを教えていただいたので、さらに仕事にいかしていきたいです」「東日本台風の頃は職員でなかったので、災害対応をした経験がない。職員として災害時、いかに最短で必要な行動ができるか、普段から心構えや意識を持とうと思った」などと話していました。
上三川町では2019年の東日本台風で、床上浸水のほか580人が避難するなどの被害がありました。それから6年が経ち、町には当時を経験していない職員も50人ほど増えたことなどから、防災力を高めようと研修会が開かれました。
講師を務めたのは、とちぎテレビの夕方の情報番組「イブ6+」に気象予報士として出演している、上三川町出身で気象防災アドバイザーの海老原美代子さんです。
海老原さんは、町の防災力を高めるには、日ごろの備えが重要だと強調しました。
(海老原美代子さん)
「情報の見方をあらかじめ確認しておいてください。正しい見方・活用法を知らないと、宝の持ち腐れ。上三川町に活用することができなくなってしまいます」
海老原さんは、上三川町では道路の冠水や低い土地の浸水、そして河川の氾濫などに警戒する必要があるとして、防災気象情報などを確認できる気象庁のHP「キキクル」などで、大雨が警報級になる可能性を確認する方法などを職員らに伝えました。
また、洪水の恐れがある場合は地域を流れる川の上流部や、雨雲の動きもあわせて確認することも重要で、職員らはより実践的な情報収集の仕方を学びながら、有事の対応について改めて確認を行っていました。
参加した職員は「ホームページでどの部分を見たらよいか、ポイントを教えていただいたので、さらに仕事にいかしていきたいです」「東日本台風の頃は職員でなかったので、災害対応をした経験がない。職員として災害時、いかに最短で必要な行動ができるか、普段から心構えや意識を持とうと思った」などと話していました。