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県内ニュース

産廃の不法投棄未然に防げ 益子と塩谷で運搬車両を抜き打ち調査 

産業廃棄物の不法投棄を未然に防ごうと、適正に運搬されているかを確認する抜き打ちの調査が9日、栃木県内2地点で行われました。

この調査は、栃木県が悪質、巧妙化する産業廃棄物の不法投棄を防ぐため行っているもので、今回は益子町と塩谷町の県道2カ所で実施しました。

このうち、益子町では、道の駅ましこ近くの県道西小塙真岡線で行われ、県の職員や警察などが産業廃棄物を運ぶトラックを駐車場に誘導。ごみがどこからどこに運ばれ、どのように処理されるのか、予め記された書類をチェックしたほか、荷台に積まれたものが書類に書かれた内容と一致しているかなどを入念に確認しました。

また、守るべき項目が書かれたチラシやティッシュをドライバーに配り、注意を呼びかけました。

県によりますと、産業廃棄物の不法投棄は2022年度は83件で減少傾向にありますが、路上にごみを放置して車が通れなくなったり、少ない量のごみが広範囲に捨てられたりするケースがあるということです。

益子町と塩谷町では9日、合わせて13台を調査し、指導を受けた車はありませんでした。
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