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2024年全国のストーカー摘発数が最多 栃木県内も高止まり

2024年1年間のストーカー規制法に基づく摘発件数は、全国で1,300件余りと、2000年の法律施行以降、最も多くなったことが警察庁のまとめでわかりました。

栃木県内では、ストーカー被害の相談件数が9年ぶりに300件台に上るなど依然として高い水準が続いています。

警察庁によりますと、2024年1年間に全国の警察に寄せられたストーカー被害の相談件数は、1万9,567件で前の年と比べて276件減少しました。

一方、ストーカー規制法に基づいた摘発件数は1,341件と、2000年の法律施行以降、最も多くなっています。

また、つきまといなどの行為を禁止する「禁止命令」は2,415件と、こちらも最多となりました。

栃木県内では、2024年1年間に警察に寄せられたストーカー被害の相談件数は330件と、前の年と比べて115件増加し、9年ぶりに300件台に上りました。

ストーカー規制法に基づいた摘発件数は16件で「禁止命令」は44件でした。

ストーカー事案を巡っては、元交際相手からの被害を警察に相談していた神奈川県川崎市の女性(20)が遺体で見つかった事件を受け、警察庁が被害者らの安全確保の徹底を各都道府県の警察に指示しています。

栃木県警では、被害を相談しやすい環境を整備するとともに、被害者の安全確保を最優先とした迅速な対応をしていくとしています。

また、ストーカーは重大な事件に発展する恐れがあることから「被害にあったら遠慮せずに警察署に相談してほしい」と呼びかけています。
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