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最新農器具「アイガモロボ」導入 オーガニックビレッジ推進 塩谷町

全国名水百選「尚仁沢湧水」を源流に持つ塩谷町では、科学肥料を使わない有機農業を地域で推進する「オーガニックビレッジ」の取り組みが行われています。

塩谷町では、豊かな自然を活かそうと、有機農業の生産から消費まで地域ぐるみで取り組む「オーガニックビレッジ宣言」を2023年に行っています。その一環で、町内の学校給食で農薬や化学肥料を使っていないコメを提供しています。

この取り組みを推し進めようと、11日は塩屋町玉生のほ場で、最新の除草機の実演会と雑草の成長を抑えるロボット「アイガモロボ」の導入が始まりました。

関係者によりますと、除草機は刃と金属の棒を回転させて、イネとイネとの間の雑草を効率よくかき取ることができるということです。

また「アイガモロボ」は、スクリューで水中を濁らせることで雑草の光合成を妨ぐことができ、除草剤を使わない有機農業に一役買うことが期待されます。

(塩谷町産業振興課 手塚正裕課長補佐)
「有機農業のコメを作るには草を抑えることが重要なので、スマート農業機械を使いながら除草作業の軽減に努められれば。収量を上げながら良い品質のコメを町の子どもたちの学校給食に導入したい」
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