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関東も梅雨入り 温泉施設で”忘れ物”のタオルで作ったてるてる坊主 持ち主探しも兼ねる

関東も梅雨入りし、真岡市の温泉施設では一風変わったかわいらしいてるてる坊主が飾られています。

真岡市にある温泉施設「真岡いがしら温泉おふろcafeいちごの湯」です。3月にリニューアルした施設のフロント前には、もこもこした見た目のてるてる坊主が約40個、飾られています。

実は、これには利用客が施設に置き忘れたタオルが使われていて、キッズルームにあるボールプールのボールを中に入れ、職員がテープなどで顔を1つずつ手作りしました。大きさやタオルの色、それぞれの表情の違いも楽しむことができます。

この催しの狙いとは。

(真岡いがしら温泉おふろcafeいちごの湯 施設責任者松澤修さん
「梅雨のジメジメした季節、こういった飾りでお客様に楽しんでほしい。そして、タオルの忘れ物が無くなったらいいなという思いでやっております」

施設によりますと、忘れ物のうちタオルが圧倒的に多く、平均すると1日に3枚ほど、年間にすると約1千枚で、忘れたことに気づかない人が多いということです。

「忘れ物が減りますように」という願いとともに、梅雨明けの時季には施設に近い「井頭公園一万人プール」もオープンするため、「早く梅雨明けして施設に多くの人が訪れますように」との願いも込められています。

(松澤修さん)
「去年から始めた取り組みで、忘れたタオルに気づいてくださり引き渡した例もあります。自分のタオルがてるてる坊主になっていると気づいた人は、フロントに声をかけていただければ、てるてる坊主の状態でお返しします」

てるてる坊主は、梅雨明けまで飾られる予定です。