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大阪・関西万博 栃木県PRブース参加団体 準備大詰め 巨大アユのオブジェや宇都宮ギョーザ

大阪・関西万博に6月27日から3日間、栃木県のPRブースが出展されます。出展まで2週間を切り、参加団体は準備に追われています。

こちらは、ブース内で展示される予定の巨大アユのオブジェです。大田原市で工房を運営する県の伝統工芸士の八木澤正さんが、約3千本の竹ひごを使って制作しているもので全長は3メートルあります。

八木澤さんの作品に感銘を受けたブース担当者から依頼があり、今年3月から制作を開始しました。

県のブースのコンセプトである自然と人との共生を表す「山水共里」をテーマに、清流、那珂川を泳ぐアユをイメージしました。

オブジェは当初、会場内の天井に吊り下げる予定でしたが、17日に急きょ、台座などに置く形に変更できないか依頼があったため八木澤さんは補強作業に追われていました。

(八木澤竹芸 八木澤正さん)
「『本物のアユを見てみたい。栃木に行ったら食べてみたい』とイメージが湧くように生き生きと表現した」

アユのオブジェは、万博で展示される3メートルのものに加えて、2メートルのものと実際のアユと同じサイズの100体が期間終了後、大田原市の県なかがわ水遊園に展示される予定です。

また、ブース内のパブリックキッチンに参加する飲食店も最後の仕込み作業に追われています。

宇都宮市にあるギョーザ店「宇都宮餃子寿限無」です。

こちらの店舗では普段、焼きギョーザを提供していますが、会場内で火を使った調理ができないため、万博のために用意した特注のせいろで蒸しギョーザにして提供します。

鮮やかな色味が目を引く7つのギョーザのうちこちらは宇都宮大学の学生と共同開発したもので、県産の大麦を使った香ばしさがうりだということです。

(宇都宮餃子寿限無店主 江 小涛さん)
「大学と一緒に開発するなど参加した皆さんの努力をギョーザに包んで、世界の舞台へ出店させていただきたい」

ギョーザは大阪・関西万博の栃木県のPRブースで、1皿7個入り2000円で提供されます。
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