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地域の風物詩 「傘さし登下校」 児童を直射日光から守る取り組み 壬生町

全国的に厳しい暑さが続く中、壬生町では地域の風物詩になりつつある、児童を直射日光から守る取り組みが行われています。

壬生町の壬生小学校です。元気よく登校する児童の片手には…傘。壬生町では5年前から、町内の小学校での熱中症対策として、登下校時に傘を使うことを推奨しています。

この取り組みは、新型コロナウイルスの感染防止対策として、児童同士の距離を一定に保つために始まったものです。近年猛暑が続いている影響で、晴れの日も雨の日も定着しています。強い日差しが照りつける中、児童たちはさまざまな模様の傘をさしていました。

(4年生の児童は)
「傘をさして登校するのは楽しいし涼しい。熱中症になる人が少なくなると思う」

(6年生の児童は)
「1年生のころは、なぜ傘をさして登校するのか疑問だった。直射日光から身を守るためだと実感した」

(壬生小学校 遠藤貴子教頭)
「登下校中の暑さを防ぐため、ぜひ他の地域でも取り組んでほしい」

町の教育委員会によりますと、傘さし登下校は町内8つの小学校で9月下旬まで実施されるということです。
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