犯罪被害者支援の必要性を伝える 栃木県内12か所で巡回パネル展開催
栃木県内で起きた交通事故や犯罪によって命を落とした被害者と、遺族の現状や支援の必要性について理解を深めてもらおうと、新聞記事や写真などを集めたパネル展が23日から上三川町で始まりました。
被害者の思い出の写真や、事件発生当時の新聞記事など、5つの事件と事故に関するパネルが展示されています。これは2011年から、県と「被害者支援センターとちぎ」それに、会場となる市や町が共同で開催するもので、2025度は23日から上三川町役場で始まりました。
こちらは2000年7月、旧氏家町の国道4号線で、病院での仕事を終えて自動車で自宅に帰るときに、飲酒運転の大型トラックと正面衝突し、19歳の若さで命を奪われた女性です。年明けに成人式を控えていて、事故の4カ月前に撮影した写真には、着物を買う代わりに舞妓の恰好をした姿が収められていました。
このパネル展では、家族との思い出の写真や、学校で作った作品など、日常が感じられる資料が飾られ、犯罪や事故が普通の日常を奪ってしまう悲惨さを伝えています。
現在県内では、全ての市と町で犯罪被害者を支援する条例が制定されていますが、被害者の遺族が負った心の傷は残り続けます。被害者支援センターとちぎでは、被害者の遺族が思いを共有する場を設けていて、こうした活動を知ってもらうパネルも展示しています。
このパネル展示は2026年1月まで開催され、上三川町のほかに11の市と町を巡回します。
被害者の思い出の写真や、事件発生当時の新聞記事など、5つの事件と事故に関するパネルが展示されています。これは2011年から、県と「被害者支援センターとちぎ」それに、会場となる市や町が共同で開催するもので、2025度は23日から上三川町役場で始まりました。
こちらは2000年7月、旧氏家町の国道4号線で、病院での仕事を終えて自動車で自宅に帰るときに、飲酒運転の大型トラックと正面衝突し、19歳の若さで命を奪われた女性です。年明けに成人式を控えていて、事故の4カ月前に撮影した写真には、着物を買う代わりに舞妓の恰好をした姿が収められていました。
このパネル展では、家族との思い出の写真や、学校で作った作品など、日常が感じられる資料が飾られ、犯罪や事故が普通の日常を奪ってしまう悲惨さを伝えています。
現在県内では、全ての市と町で犯罪被害者を支援する条例が制定されていますが、被害者の遺族が負った心の傷は残り続けます。被害者支援センターとちぎでは、被害者の遺族が思いを共有する場を設けていて、こうした活動を知ってもらうパネルも展示しています。
このパネル展示は2026年1月まで開催され、上三川町のほかに11の市と町を巡回します。
