人口減少克服宣言の素案を話し合う 栃木県人口未来会議
栃木県の取り組むべき喫緊の課題となっている人口減少問題の解決策について、官民一体となって話し合う県人口未来会議が24日開かれ、目指すべき目標となる「宣言」について意見が交わされました。
県人口未来会議は、喫緊の課題となっている人口減少問題の克服に向けて、官民一体となって取り組みを強化し、解決策を話し合うために今年4月に発足しました。福田富一知事が会長を務め、行政関係をはじめ経済団体、医療福祉団体など合わせて27人の委員で構成しています。
24日の会議では、8月にまとめる目標となる「宣言」の素案が示されました。それによりますと、宣言の題名は、全県一丸で取り組む姿勢を示すため「とちぎ人口減少克服宣言」とし、副題を「人口減少を恐れず、未来を共創する」としました。
人口減少を「静かなる有事」と表現し、危機感を共有しているほか、「魅力あふれる栃木を築くため、未来志向の発想で社会をアップデートする」としています。最後に「挑戦こそが未来を変える唯一の道」で「新たな一歩を踏み出す」と宣言しています。
委員からは、「人口減少を恐れず」や「若者を応援する」などの表現が妥当なのかや、宣言の主体と相手が分かりづらいなどの意見が出されました。
また、宣言の具体的な行動となる「出生率の向上」と「転出超過の解消」の対策を、マンダラチャートと呼ばれる手法で整理し、8つの目標とそれぞれに紐づく64の項目の具体的な取り組みをまとめた案も示され話し合われました。
県は次回会議を8月に開き、宣言やマンダラチャート案をまとめたいとしています。
県人口未来会議は、喫緊の課題となっている人口減少問題の克服に向けて、官民一体となって取り組みを強化し、解決策を話し合うために今年4月に発足しました。福田富一知事が会長を務め、行政関係をはじめ経済団体、医療福祉団体など合わせて27人の委員で構成しています。
24日の会議では、8月にまとめる目標となる「宣言」の素案が示されました。それによりますと、宣言の題名は、全県一丸で取り組む姿勢を示すため「とちぎ人口減少克服宣言」とし、副題を「人口減少を恐れず、未来を共創する」としました。
人口減少を「静かなる有事」と表現し、危機感を共有しているほか、「魅力あふれる栃木を築くため、未来志向の発想で社会をアップデートする」としています。最後に「挑戦こそが未来を変える唯一の道」で「新たな一歩を踏み出す」と宣言しています。
委員からは、「人口減少を恐れず」や「若者を応援する」などの表現が妥当なのかや、宣言の主体と相手が分かりづらいなどの意見が出されました。
また、宣言の具体的な行動となる「出生率の向上」と「転出超過の解消」の対策を、マンダラチャートと呼ばれる手法で整理し、8つの目標とそれぞれに紐づく64の項目の具体的な取り組みをまとめた案も示され話し合われました。
県は次回会議を8月に開き、宣言やマンダラチャート案をまとめたいとしています。
